猫が好き
UP DATE
知って納得!ニャンコが「段ボール」に夢中になる4つの理由
段ボールに入るのが好きな猫って多いですよね。箱があれば入りたい……というように、気づけば段ボールの中でくつろいでいるコも♪
でも、なんでそんなに段ボールが好きなのでしょうか? じつは、4つの理由があるみたいなんです!
でも、なんでそんなに段ボールが好きなのでしょうか? じつは、4つの理由があるみたいなんです!
①本能を刺激されるから
猫は野性時代、狩りのために穴蔵に身を潜めて獲物の様子をじっくり観察したり、小さな穴に隠れている獲物を探したりしていました。
そのため、穴蔵に似た段ボールの形状や、段ボールの側面にある持ち手の小さな穴に反応し、狩猟本能が刺激されるようです。
そのため、穴蔵に似た段ボールの形状や、段ボールの側面にある持ち手の小さな穴に反応し、狩猟本能が刺激されるようです。
②居心地が抜群にいい!
猫が段ボールを居心地がいいと感じる理由は、段ボールの表面がサラサラとしていて、被毛にまとわりつかず、感触がいいから。
また、宅配便などで使われる段ボールのちょうどいいサイズ感や、段ボールならではのクッション性の高さが、猫を虜にしているみたい。
また、宅配便などで使われる段ボールのちょうどいいサイズ感や、段ボールならではのクッション性の高さが、猫を虜にしているみたい。
猫の体よりも、少し小さめサイズがいい感じ♪
「箱に入っている」と実感しやすい、自分の体のサイズよりもちょっと小さめの大きさに魅了されるようです。
猫がぐりぐりと体を押し込んで小さな箱に入ろうとするのは、体に触れる部分が多いほど安心するから。
猫がぐりぐりと体を押し込んで小さな箱に入ろうとするのは、体に触れる部分が多いほど安心するから。
夏は通気性がよく、冬は保湿性が高い
段ボールの断面に、波形の紙がありますよね。この隙間から風が通るため、夏には涼しく感じられます。
一方で、保湿性にも優れているため、冬には猫の体温を逃さず、心地よいぬくもりを維持することができるのです。
一方で、保湿性にも優れているため、冬には猫の体温を逃さず、心地よいぬくもりを維持することができるのです。
③段ボールについたニオイが、なんか気になる!
猫は嗅覚に優れており、ニオイを嗅ぐだけでさまざまな情報を収集することができます。
段ボールはニオイを吸収しやすく、家に到着するまでの間、中に入っていた食品や外のニオイが付いています。
そのため、猫はそのニオイが気になって、嗅がずにはいられないのです。
段ボールはニオイを吸収しやすく、家に到着するまでの間、中に入っていた食品や外のニオイが付いています。
そのため、猫はそのニオイが気になって、嗅がずにはいられないのです。
中に入っていたものの残り香で情報収集!
猫は、とくに嗅ぎ慣れないニオイに反応しやすい傾向があります。ニオイに含まれる情報を収集して、自分の身に危険を及ぼす存在でないかを調査!
食品が入っていた場合は、おいしそうなニオイがして反応しているだけかもしれませんが……♡
食品が入っていた場合は、おいしそうなニオイがして反応しているだけかもしれませんが……♡
段ボールの角にスリスリするワケ
猫はよく段ボールの角にスリスリしますよね。家の中に無造作に置かれた段ボールは、猫にとって「手頃な角」。見つけては、スリスリします。
そうすると、自分のニオイを付けて知らないニオイを消せるため、安心できるようです。
そうすると、自分のニオイを付けて知らないニオイを消せるため、安心できるようです。
④過去にいい経験をして、もっと好きに!
猫は記憶力がよく、いい経験をしたときのことをしっかりと覚えています。
そのため、以前段ボールに入ったときに「飼い主さんがかまってくれた」、逆に「静かに過ごせた」など、猫にとっていいことが起こると、段ボールをいい場所として記憶するようになります。
猫が段ボールの中で休んでいるときは、むやみに声をかけないようにしましょう。
一方で、段ボールの中で鳴いたり、箱で爪とぎをしたりしてアピールしてきたときは、頭をなでたり名前を呼んであげたり、コミュニケーションをとりましょう!
そのため、以前段ボールに入ったときに「飼い主さんがかまってくれた」、逆に「静かに過ごせた」など、猫にとっていいことが起こると、段ボールをいい場所として記憶するようになります。
猫が段ボールの中で休んでいるときは、むやみに声をかけないようにしましょう。
一方で、段ボールの中で鳴いたり、箱で爪とぎをしたりしてアピールしてきたときは、頭をなでたり名前を呼んであげたり、コミュニケーションをとりましょう!
ただそこに箱があるから入ってみた……のではなく、猫なりに段ボールが好きな理由がちゃんとあったのですね!
出典/「ねこのきもち」2015年9月号『猫が段ボールに夢中なワケ』
(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生、(株)新源代表 深澤修治さん)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生、(株)新源代表 深澤修治さん)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY 猫が好き
UP DATE