猫が好き
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猫は「月の動物」なの!? 新月・満月で行動の違いも見られるって、ホント?
じつは、猫と月には密接な関係があるって、知っていますか? 暦文化研究家の景山えりかさんに教えていただきました!
猫は月の動物だった! そのワケとは?
たとえば、牡牛も月の動物の象徴とされていますが、これは角が三日月のような形をしているところに所以があります。
猫の瞳孔の変化に、古代人は「月」を感じていた
とくに、黒猫は新月の暗闇を思わせることから、猫の中でもより「月の象徴」と考えられていたそうです。
エジプト神話に登場する猫の顔をした女神「バステト」も、月の影響を受けている神様
地球上のあらゆる動物の生殖・出産は、「月」の引力に強く影響を受けているとされることからも、猫と月の密接なつながりが定説となっているようです。
月の満ち欠けの行動は、猫にも変化を与えていた!
個体差はありますが、猫も影響を受けている可能性が高いのだとか!
新月のときの猫は、こんなふう♪
まず、新月のときには……
□家の中をダッシュで走り回るようになる
□より活発、かつ、ハイテンションになる気がする
□新月の日のほうが、猫の集会が多く見られる気がする(←ノラ猫を研究しているY先生より)
満月のときの猫は、こんなふう♪
□高いところに上って、静かにしている印象がある
□ほかの日と比べて、よく暴れるような……?
□救急外来は、満月前後で急増(←24時間体制救急医療経験のある、倉敷芸術科学大学 動物生命科学科 動物看護学研究室 助教 村尾信義先生より)
→「米国コロラド州立大学付属動物医療センターによると、1992〜2002年に救急外来で受診した猫・犬1万1940件中、猫の満月前後の受診件数は、ほかの日より23%多かったそう」(村尾)
新月で活発になるのは、狩りの気分になるから
真っ暗な新月の夜のほうが、明るい満月の夜より「狩猟モード」が高まるのでしょう。
飼い猫になり人と暮らすうちに、変化も
飼い猫として人と暮らすうちに野生を失い、人のように明るいときに活発に活動するようになったのかもしれません。
(監修:聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳実先生)
※一部の写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください
文/sorami
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