紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@Mmk03____さんの愛猫・こまちちゃん(撮影時、生後2カ月)。こちらの写真は、飼い主さんが保護主さん宅からこまちちゃんを引き取ったときに撮った一枚です。
こまちちゃんは元保護猫で、地域猫だった母猫から生まれた5きょうだいのうちの1匹でした。
民家の軒下で生まれ育ったこまちちゃんは、保護当時は猫風邪による影響で目が赤く塞がっており、発熱していたのだとか。
こまちちゃんをお迎えした経緯について、飼い主さんは次のように話しています。
飼い主さん:
「我が家は全員大の猫好きです。この当時、すでに3匹の先住猫と暮らしていましたが、娘の『久々に子猫を迎えたい』という思いから、子猫を迎えることを考え始めていました。
子猫は保護猫を迎えると決めていたため、保護団体のホームページを見てこまちを気に入り、6年ぶりに新たな家族に迎えることになったんです」
お転婆なこまちちゃんは、すぐに先住猫たちとも打ち解けた
飼い主さんの家で暮らすことになった、こまちちゃん。かなりお転婆なコらしく、保護主さんいわく「小さい体でケージを登っていくようなコだった」とのこと。
そんなこまちちゃんは、飼い主さんの家にやってきてからも変わらずにお転婆っぷりを発揮していたといいます。
飼い主さん:
「お迎えした直後のこまちは、先住猫に物怖じせずに自由に家の中を探検しており、先住猫のほうが警戒しながらこまちの行動を見ていたような気がします。
初日の夜はケージに入れたのですが、寂しさとケージから出たかったのか鳴き続け……。出られないはずのケージから脱走したらしく、翌朝リビングにいました(笑)」
元気いっぱいすぎるこまちちゃんを見て、飼い主さんは「これから一緒に過ごしていけるのか?」と少し不安になったそう。しかし、「出逢えたというご縁。そして3匹の先住猫がこまちを受け入れたことで、うちのコにする決心がつきました」と話しています。
日常ではこまちちゃんと先住猫たちの微笑ましい姿が見られるようになり、飼い主さんはとても安心したそうです。
家族になって7年が経過 こまちちゃんはどんなコに成長した?
取材時、こまちちゃんは7才7カ月になりました。「基本“ツン”が多めのクール女子」だそうで、飼い主さんからちょっかいを出しても素っ気ない素ぶりのことがよくあるといいます。
ただ、甘えたいときには自ら寄ってくることも。飼い主さんが指でちょこんとこまちちゃんの体をつつくと自ら倒れ、ゴロンゴロンと転がって甘えるといいます。
そんなこまちちゃんは、年月が経つにつれて少しずつ落ち着いてきたそうですが、今でも突然「グルルルゥ……」と唸りながら走り回ったりすることもあるのだそう。
「お転婆なところは変わらない」というこまちちゃんについて、飼い主さんはこんなエピソードを話しています。
飼い主さん:
「こまちは先住猫たちを追いかけたり、ちょっかいを出したりしていますが、みんなで仲良く楽しく過ごしています。旦那とのふれあいタイムになると、すごいはしゃぎっぷりを見せています」
こまちちゃんとの出会いを振り返り、今思うことは
飼い主さん家族や先住猫たちに見守られながら、こまちちゃんはのびのびと暮らしています。最後に、「我が家の永遠のアイドル」だというこまちちゃんへ、飼い主さんはこんな思いを語っています。
飼い主さん:
「背中にミッキー柄、足の付け根にはハート柄があるこまち。お迎えしてから7年、この柄のように毎日癒しと幸せを与えてくれました。
これからもみゅうちゃん、まろちゃんと仲良く、そして健康で今のままお転婆なこまちでいてほしいと思います」
写真提供・取材協力/
@Mmk03____さん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。