猫が好き
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縁あって生後推定3日の保護子猫と家族に 「命を繋げられるのか」と不安な日々を乗り越えた11年後の姿にグッとくる
「甥の友達が近所でずっと鳴いていた子猫を拾って保護したそうですが、お世話ができないからと実家の家族に相談してきたようです。その子猫が、そらでした。
実家では以前に猫を飼っていた経験があったため引き取ったそうですが、生まれて数日の子猫のお世話をするのが難しかったようです。
当時の私は病気療養中で2カ月の休職期間中だったこともあり、3時間おきの授乳などにも対応できるということで、離れて住んでいる私が育てることになったんです」
そらちゃんは11才に! どんなコに成長した?
こちらは、11才になった現在のそらちゃんの姿です。体が大きくなって、こんなにも立派に成長しました。「あんなに小さいときに保護されて元気に育ってくれて、奇跡です」と飼い主さんは話しています。
最近のそらちゃんの様子など、飼い主さんはこんなエピソードを話しています。
「大きくなったら抱っこも嫌いになったし、家族に寄り添うこともしません。ですが、常に家族が見える範囲にいるので、それが彼女にとっての心地よい距離感なんだと思います。
あまり甘えてこないタイプですが、年を取るにつれて少し変化も。若いころはゴロゴロとのどを鳴らすことが少なかったですが、年とともにゴロゴロも増えてきて、甘えるのも以前よりも上手になりました。可愛さもひとしおです。
元気はつらつ暴れん坊そらちゃんから、しっとり落ち着いたそらちゃんになった感じですね」
2匹の愛猫と暮らすなかで感じることは
2匹の成長を見守りながら、飼い主さんは今どのようなことを思うのでしょうか。
「そらの社会性がないため、ひまわりとは仲良くできていませんが、2匹はそれなりに距離を保って生活しています。どちらも縁あってうちのコになったので、できるかぎり穏やかで幸せな日々を積み重ねていけたらいいなと思います」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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