新型コロナウイルスの感染予防対策として、日頃からみなさんさまざまな工夫をしていると思います。しかし、どうしてもドアノブやエレベーターのボタンなど、やむを得ず触らなければならない…ということもありますよね。
指や手の代わりとして使える非接触アイテムもさまざま出ていますが、必要なときにすぐに取り出せないなど、なにかと不便な点も。
ジュエリーブランド「Catton(キャットン)」が手がけるシルバーリング
「mamotte(マモッテ)」は、そうした悩みを解消してくれるアイテムとして今話題になっています。
“おしゃれ”と“予防”の両方を叶えて新型コロナウイルス対策を
熊本県でジュエリーの制作販売を手がけているCattonは、デザインから製造までを自社工房で一貫して行なう、手作りのジュエリーブランド。猫モチーフのネックレスやリング、ピアス、ブレスレットなどのジュエリーを、実店舗やオンラインストアで販売しています。
ジュエリー工場としては日本初だという「保護猫譲渡ステーション」を店内に併設しており、お店を訪れた猫好きな人がいつでも保護猫たちとふれあえる取り組みも行っています。
この度Cattonが手がけた指輪型の非接触アイテムが、シルバーリング「mamotte(マモッテ)」。これを装着していると、手指を使うことなく「押す&引く」といった動作が可能なのだそう!
エレベーターのボタンやATMの画面などは、「押す動作」が必要になりますよね。そうしたときは、指を曲げてリング先頭の突起部分を使って押すことができるのです。
自動販売機のボタンや消毒ボトルのプッシュ部分など、ウイルスが付着しているのではないかと考えてしまうと、あまり触りたくないですよね。「mamotte(マモッテ)」があれば、そうした部分にも直接指を触れずにタッチできるので、とっても便利です!
また、「ドアを手前に引く」といった場面では、指輪のアーム部分を使用することで接触せずにすみます。
通常の指輪はアームがきれいな円形状をしているのに対し、「mamotte(マモッテ)」はアームのボトム中央が凹んだ形状になっているため、手指を触れずにドアを引いて開けられるようになっているのだそうです。
「mamotte(マモッテ)」制作の経緯を聞いてみた
「mamotte(マモッテ)」は、ジュエリー工場を営む店主自身が、ボタンやドアノブを直接触ることに違和感を持ったことをきっかけに考案されたのだそう。商品化するに至った経緯などについて、Cattonの担当者にお話を聞いてみました。
Catton担当者:
「商品化に至った経緯としては、自分たち自身が不安を感じていたからこそ、ジュエリー工場として“おしゃれ”と“予防”両方を叶えて社会のお役に立てるのであればと思い、発案から1カ月でのスピード発売に至りました」
Catton担当者:
「当初は男性っぽいデザインだったのですが、女性でも日常使いしてもらえるデザインとして、優しさをイメージさせる曲線を意識しています」
「mamotte(マモッテ)」のデザインは4種類
「mamotte(マモッテ)」は、曲線的な「ラウンドタイプ」と、直線的な「スクエアタイプ」のデザインがあります。さらにオプションで、それぞれ猫モチーフのロゴが浮かび上がるようなデザインにすることもでき、お好みに合わせてオーダーできるのもポイントに。
職人の手によってひとつひとつ制作されたものなので、温かみも感じられます。
おしゃれも楽しみながら、新型コロナウイルスの感染予防対策もできる「mamotte(マモッテ)」。ぜひチェックしてほしいジュエリーです。
ほかの猫モチーフジュエリーもおしゃれで可愛い!
Cattonでは「mamotte(マモッテ)」のほかにも、猫モチーフの可愛らしいジュエリーを数多く展開しています。ジュエリーの収益の一部は、保護猫の譲渡活動など、猫たちを助けるための活動費に充てているのだそうです。
「猫を愛するみなさんと一緒に、楽しい猫助けの輪を広げていきたい」というCattonの思いが、猫好きさんにもっと広まってくれたら嬉しいですね!
Instagram(
@catton1020)
取材・文/Honoka