元気いっぱい、無邪気に遊ぶ子猫たち。さっきまで暴れていたかと思ったら、急に電池切れしてしまった…なんてことはよくあるのではないでしょうか?
こちらは、Twitterユーザー
@inarinikkiさんの愛猫・いなりくん。とある日、子猫のいなりくんも電池切れしてしまった姿を披露してくれたのですが、その様子がなんとも愛らしいんです♡
眠そうないなりくん
とっても眠そうな様子で座っているいなりくん。飼い主さんといっぱい遊んで疲れちゃったのかな? お目めが今にも閉じてしまいそうだ。
そして…
すっ…
あっ……寝ちゃった♡ いなりくん、この状態で電池切れです(笑) やっぱり、睡魔には勝てなかったようだね。
すやぁ♡
コテン…と倒れないかちょっぴり心配ですが、いなりくんはしっかりバランスを保っているようです。お布団で寝ればいいのに、ここで電池切れしてしまうなんて、よっぽど眠かったんだね♡
座りながら電池切れしてしまったいなりくんが愛らしすぎて、ずっと見ていたくなってしまうのでした。
いなりくんの可愛い姿は、下記の動画でもチェックしてみてくださいね♪
そんな困り顔がチャームポイントのいなりくんは、2020年6月7日に生後2カ月を迎えました。
いなりくんとの出会いを飼い主さんに尋ねてみると、いなりくんはゴミ捨て場で衰弱していたところを保護されたコだったようです。
マンションのゴミ捨てボックスから鳴き声が…
2020年4月18日、飼い主さんはマンションのゴミ捨てボックスから猫の鳴き声がしていることに気づいたそう。ゴミ捨てボックスの中を見てみると、なんと産まれて間もない子猫が捨てられていたのです。
@inarinikkiさん:
「そこは、人間しか開けられないフタ付きのボックスで、肌寒いのに毛布などもありませんでした。すぐに人間が捨てたとわかったので、怒りの感情と、助けたい思いでいっぱいでした」
子猫はとても衰弱していたけれど、最後の力を振り絞るようにして鳴いていたのだそうです。
子猫をすぐに保護した飼い主さんは、応急処置として牛乳を温めて子猫に与えたのだそう。牛乳は消化不良になりやすいため、本来は子猫用のミルクが適切ですが、「命だけは助けたいと思いとりあえず栄養を与えて、寝かせてあげました」と当時のことを振り返ります。
その後、飼い主さんは子猫用のミルクと哺乳瓶を買いに走り、子猫のことを必死に看病したそうです。
この子猫と出会ったのは、「なにかの縁だ」と感じた飼い主さん。毛の色と見た目がキツネっぽい印象から、子猫に「いなり」と名付け、家族として一緒に暮らすようになったのでした。
とっても人懐っこくて甘えん坊!
飼い主さんのお家でスクスクと成長していったいなりくん。目が開いて初めて見たものが人間だったということもあってか、いなりくんはとっても人懐っこくて甘えん坊な性格なのだそう。トイレやお風呂にまでついてきちゃうのだとか♪
@inarinikkiさん:
「暴れたりスヤスヤ寝たり、顔を洗ったり甘えてきたり、コロコロ変わる表情が魅力です。個人的には猫のニオイが大好きで、いつも嗅いでいます」
飼い主さんは、いなりくんの可愛さにメロメロになっているようです。
私たちのもとに来てくれてありがとう
突然の出会いにより、いなりくんと暮らすことになった飼い主さん。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務になっていたのも幸いし、産まれて間もないいなりくんを育ててあげることができたといいます。
最後に、いなりくんへの思いを尋ねてみると、次のように話してくれました。
@inarinikkiさん:
「私たちのもとに来てくれてありがとう。これからもスクスク大きくなってね。噛み癖が直るといいなぁ…」
マンションに住む人しか開けられない、フタ付きのゴミ捨てボックスに捨てられていたいなりくん。信じがたい出来事ですが…運良く今の飼い主さんに保護され、本当によかったです。いなりくんの成長を、これからもあたたかく見守っていきたいですね!
いなりくんの楽しい日常の様子は、
飼い主さんのTwitterにたくさん綴られているので、ぜひ覗いてみてください!
参照/Twitter(
@inarinikki)
文/雨宮カイ