大好きな愛猫にそっくりなグッズに出会ってしまったとき、運命を感じることもあるでしょう。
今回は、モールを自由自在に使い、もこもことした可愛い動物を作る
ミニチュアモールアート作家のYK*Gさんの作品を紹介します。それぞれの動物の特徴を忠実に再現したミニチュアモールアートに、驚いてしまうんです!
今にも動き出しそうなモールアート
シャム猫さんの親子
@gtgtgt_yk
ふわふわ素材に癒されながら制作しているという、YK*Gさんのモールアニマル。モールを編み込むことで形を作り、さらにそれぞれの動物の毛並みも再現しているのだそう。
こちらのシャム猫の親子も、お顔の模様や子猫ならではのふわふわっとまあるいフォルムがよく表現されています。まっすぐな瞳もかわいく、今にも動き出しそう!
そのコらしい表情を表現するために、目のパーツにこだわりを
北欧色のうさコさん、柑橘色のクマさん
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モール作品は作者によっても個性がさまざまだそうですが、YK*Gさんは作品の「表情」には特にこだわっているといいます。
作品に使用する動物の目のパーツは、自作のものを使用することが多いそうですが、大量に制作したもののなかから採用される目のパーツはごくわずかなのだとか。
リアルハリネズミさん
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それほど、そのコらしい目がぴったりとハマることは難しいのだそうです。YK*Gさんは、作品にしっくりくる目が入ったときには、思わずニヤけてしまうと話します。
ミニミニぶちゃ猫さん
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ぶちゃかわ猫さんことエキゾチックショートヘアの作品は、可愛いさのなかにちょっと冷めた感じの目が魅力的。まるでニャ〜と言っているような表情が可愛いですよね。
YK*Gさんは、「説明しなくても見た方に感じとってもらえる作品の表情に、私らしさが出るのかな」と話されていました。
もこもこ作品の代表作「プードル」の毛並みの表現がすごい!
リアルプードルさん
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YK*Gさんの代表作のひとつでもあるプードルは、もこもこっとした種類のモールで制作しています。カットを丁寧に施すことで、モールでありながら羊毛のように仕上げるのだそう。
これがモールだなんて信じられないですよね! 実際に触ってみたくなります。
自由自在なモールに新たな生命を
自由自在に曲げることができるモールで、新しい生命を吹き込むYK*Gさん。自由自在とはいいますが、細かい部分を作るのは難しいそうで、試作を重ねながら形にしていくのだそう。お顔の目鼻口などの細かい表現には脱帽です。
ぐーっと伸びたこの猫も、今にも動き出しそうなほどリアルですよね。伸びている瞬間なので顔も少しつぶれ気味になっているなど、そのコがその動きをしているストーリーにまでこだわり制作しているといいます。
探偵クマさん、赤鼻のミニミニねずみさん
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今後の展望として、YK*Gさんは「様々なポーズをする犬猫の試作を重ね、いつかリアルな猛獣などもチャレンジしてみたい」とも考えているのだとか。
ミニミニ達と、呼ばれてる気がしているクマさん
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これからさらに動きのある動物が登場するのも楽しみですね♪ YK*Gさんのミニチュアモールアート作品は、
Instagramからぜひご覧ください!
参照/Instagram(
@gtgtgt_yk)
文/Ayano Yamabuki