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7歳のミックスです。くしゃみと肥満、小肝症を患っています。もっと踏み込んだ検査をしたいと思っているのですが、セカンドオピニオンを受けてもいいでしょうか。

7歳のミックスです。くしゃみと肥満、小肝症を患っています。もっと踏み込んだ検査をしたいと思っているのですが、セカンドオピニオンを受けてもいいでしょうか。

ご相談者様がご希望であれば、セカンドオピニオンを受けられてよろしいかと思います。しかしはじめから踏み込んだ検査をすべく他の動物病院を受診する場合、セカンドオピニオンではなく転院といいます。セカンドオピニオンと転院・転医を混同して使われることが度々ありますのでご説明します。

セカンドオピニオンとはよりよい治療をするために、主治医以外のほかの医療機関の医師の意見(=第二の意見・セカンドオピニオン)を聞くことを言います。セカンドオピニオンを受けた後、よりよい治療をうけるために医師や病院をかえることはありますが、はじめから設備の整った病院へ行きたい、主治医を変えたい場合は転院、転医といいセカンドオピニオンとはいいません。セカンドオピニオンを受けるにあたっては、最初に主治医にその旨を伝え、紹介状や今までの経過、検査結果などの記録を準備してもらう必要があります。それらの資料を持参し、セカンドオピニオンを求める医師に、よりよい治療がないかどうか意見を聞きます。主治医にセカンドオピニオンの希望をしづらい気持ちがあるかもしれませんが、セカンドオピニオンの目的は、よりよい治療を主治医とともに選択することです。率直に今の気持ちをお伝えの上、まずは踏み込んだ検査が必要かどうか、判断することからはじめてみてはいかかでしょうか。また、現在の主治医の意見であるファーストオピニオンや病状を十分に理解していない場合、セカンドオピニオンをとったとしても治療の選択の際にかえって混乱してしまう可能性があります。まずはファーストオピニオンを十分に理解し、その上でセカンドオピニオンを検討することをおすすめします。
ミックス|♀|7歳0カ月
監修/ねこのきもち相談室 担当獣医師
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