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水分不足の猫におこる身体の異変 猫の「水分補給」で気を付けること

水を飲む量が足りていなくて水分不足になっている猫は、身体にさまざまな症状が出てくる可能性があるようです。今回、ねこのきもち獣医師相談室の獣医師が解説します。

猫が水分不足になるとどうなる?

水を飲むマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
——猫が水分不足になると、どのような変化が見られますか?
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「水分不足になると脱水症状になり、元気、食欲、被毛の艶もなくなります。そのほか、尿石症や膀胱炎、腎不全になる可能性があります」
——さまざまな症状が見られるのですね。

猫は1日にどれくらいの水を飲めばよい?

水を飲む猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
——猫は1日にどれくらい水を飲めばよいのでしょうか?
獣医師:
体重1kgあたり50~80ml飲む必要があります。愛猫の飲水量を把握するために、量がわかるお皿を使ったり、あらかじめ水の量をはかって与えるのもよいでしょう」

あまり水を飲まない猫へできる工夫は?

水を飲むアメリカンショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
——愛猫の飲水量が少ない場合、上手に水を飲むためにできる対策はありますか?
獣医師:
「猫の中には、流れる水ならば飲むといったコもいます。その場合、電動で水を流してくれる機械を使ってみるとよいでしょう。

また、健康状態に問題がなければ、水に少しちゅ〜るを混ぜて味をつけたりといった工夫も効果的です」

水を飲みすぎる猫は病気の可能性も

見つめる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
——逆に愛猫の飲水量が多いと感じるときには、どのような原因が考えられるでしょうか?
獣医師:
「愛猫の飲水量が多いなと感じるときは、内臓の病気やホルモンの病気が考えられます。すぐに動物病院を受診しましょう」
水を飲むアメリカンショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫が1日にどれくらい水を飲んでいるかを知ることで、病気のサインに気づくこともできます。飼い主さんは愛猫の飲水量を把握できるようにしましょう。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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