猫と暮らす
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猫が嫌いな人に対してする「怒りの鳴き声」&やってはいけないNG行為
猫が嫌いな人に対してする鳴き方は?
「猫が相手に対して警戒心を抱いていたり、威嚇しているときは、喉の奥から出るような声で『シャー』と鳴いたり、唸るように『ウーッ』と鳴きます。
猫が『シャー』と鳴くときの心理は、嫌な相手やものに対して発する声です。威嚇することで相手との距離を測っています。
また、相手に不満を感じていたり、警告するときは『ウーッ』と鳴きます。どちらも『嫌だ』『やめてほしい』という怒りの鳴き声です」
「猫が怒っているときは、後ろに下がったり、背中を丸めて立ったり、毛を逆立てるなどの行動も見られるでしょう」
猫が怒っているときにしてはいけないNG行為は?
「怒っている猫に対してしてはいけない行為は、怒っている猫を触ろうとすることです。猫に手を出してしまうと人から『攻撃された』ととられますので、手を出さず近寄らないようにしましょう。
猫に怒りの気持ちがたまると、人間側から見ると『突然噛みついてきた、襲ってきた』と思うような行動をとるようになってしまいます。
猫が飼い主さんに対して噛むこともありますが、『何もしないのに急に噛んできた』『寝ていたら噛まれた』という原因のひとつになります」
猫が好きな人にだけする鳴き方は?
「好きな人には、はっきりとした声で『ニャー』と鳴きます。猫によって、声のトーンの高さや長さにバリエーションをつけていることもあります。
この鳴き声は、子猫が母猫にお世話をしてほしいときの鳴き声に近いです。飼い主さんに対して鳴いているときは、何かしてほしいことがあると考えられます」
「たとえば、『ゴハンがほしい』『甘えたい』『遊びたい』などの飼い主さんへの要求があります。
また、子猫気分になって母猫を求めるような気持ちのときや、要求したことが叶ったときなどに満足して鳴くこともあります」
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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