猫と暮らす
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もしかして嫌われてる…? 猫から突然「猫パンチ」される理由
愛猫とスキンシップして遊んでいただけなのに、楽しい時間を遮るように飛び出す猫パンチ。嫌われてしまったようにも思えますが、爪の出し方やシチュエーションによって理由はさまざまです。今回は、パンチする猫の気持ちの見分け方と、猫パンチのやめさせ方を、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えてもらいました。
攻撃の一歩手前!?爪を出さないパンチ
猫が爪を引っ込めた状態でパンチするのは、攻撃の一歩手前、拒否や興奮しているときに繰り出すパンチです。例えば、撫でている最中に猫パンチが飛んできたら、触られたくない部位を撫でたり、しつこく撫ですぎてしまったりしている可能性があります。
また、遊んでいる最中に猫パンチが飛んできたのであれば、興奮しているか、「もっと遊びたい」と誘っている場合が多いようです。この場合はオモチャを使ったり、休憩を入れたりしながら遊んであげるといいでしょう。
また、遊んでいる最中に猫パンチが飛んできたのであれば、興奮しているか、「もっと遊びたい」と誘っている場合が多いようです。この場合はオモチャを使ったり、休憩を入れたりしながら遊んであげるといいでしょう。
本気で攻撃!爪を出したパンチ
猫が相手に攻撃するつもりでパンチするときは、頭を低くして毛が逆立ち、耳を後方に伏せ、瞳孔が開き気味になります。本気でパンチする場合は低い声で威嚇し、爪をだしたままパンチすることが多いでしょう。
猫が本気で怒る理由としては、警戒心や恐怖心を感じているとき、テリトリーを荒らされたとき、相手に攻撃されたとき、スキンシップの度が過ぎて不快を感じたときなどがあげられます。
猫が本気で怒る理由としては、警戒心や恐怖心を感じているとき、テリトリーを荒らされたとき、相手に攻撃されたとき、スキンシップの度が過ぎて不快を感じたときなどがあげられます。
不快な猫パンチのやめさせ方
猫は言葉で言って聞かせることが難しいので、飼い主さんがパンチを止めてほしいと思うときは、攻撃されないようにその場から離れるといいでしょう。
猫パンチをするときは何か嫌なことがある場合が多いので、顔つきが変わる、尻尾で地面を叩くなどの猫の嫌そうなサインを見逃さないことも大切です。
猫パンチをするときは何か嫌なことがある場合が多いので、顔つきが変わる、尻尾で地面を叩くなどの猫の嫌そうなサインを見逃さないことも大切です。
パンチが多い猫に注意したいこと
ふだんからパンチの多い猫は、爪を定期的に切っておくといいでしょう。
また、急に撫でられるのを嫌がるようになった場合は、ケガや病気で痛みを感じている可能性があります。その場合は、血が出ていないか、過剰に気にして舐めていないか、元気や食欲や排泄はいつも通りか確認してください。再度触ることが可能であれば、優しく一度注意深く触って、痛みを感じている部位を確認してください。
また、急に撫でられるのを嫌がるようになった場合は、ケガや病気で痛みを感じている可能性があります。その場合は、血が出ていないか、過剰に気にして舐めていないか、元気や食欲や排泄はいつも通りか確認してください。再度触ることが可能であれば、優しく一度注意深く触って、痛みを感じている部位を確認してください。
愛猫が飼い主さんをパンチするのは嫌っているからではなく、そのときの状況や環境にも関係があるようです。爪の出し入れによっても猫がパンチするときの気持ちを読み取れそうなので、愛猫とのより良いコミュニケーションに役立ててくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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