猫と暮らす
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曇りガラスに肉球が!お風呂が好きな猫の心理を獣医師に聞いてみた!
パパさんと一緒にお風呂に入っていたぼんちゃんですが、脱衣所で待機する大好きなママさんに熱烈アピールしている様子。ただし、「お風呂いやだー」というわけではないようで……?
「ぼんちゃんはふだんパパには寄り付かず、わたしのほうが好きなので、脱衣所で待機していると結局“出して”となってしまいます」
真相はママさんと一緒にいたいというアピールでした!
ぼんちゃんはお風呂大好き
じつはブラッシングが大の苦手だというぼんちゃん。お風呂でならブラッシングを嫌がらないので、そのためにお風呂に入るのだとか。お風呂ではシャワーでお湯をかけるとうっとりした表情になるのだといいます。
飼い主さん:
「お風呂タイムはぼんちゃんにとって、シャワーは気持ちいい一方で、お風呂担当のパパのことは好きではないことのせめぎあいなのかもしれません(笑)」
お腹と手足はやらせてもらえないため、あとはセルフドライに任せます。
飼い主さん:
「長くなるとイライラして噛むので、毎回見極めが肝心です」
【獣医師解説】ぼんちゃんは珍しい?!猫はお風呂が苦手なの?
――お風呂が苦手な猫は多いのでしょうか。苦手な理由があれば教えてください。
岡本先生:
「猫のルーツは乾燥した砂漠地帯で、水に濡れることに慣れてきていないため、お風呂が苦手なコが多いです。
被毛のお手入れにこだわりが強いコが多く、ニオイが変わったり、乾くまでに時間がかかったりすることにストレスを感じることも理由のひとつでしょう。また、シャワーやドライヤーの音が大きくて怖いと思っているコもいるかもしれません」
――ぼんちゃんはお風呂が好きなようですが、お風呂好きな猫の特徴や、お風呂を好む理由を教えてください。
岡本先生:
「水に慣れていて、体が濡れることを不快に感じず、心地いいのかもしれません。
また、好奇心が満たされて楽しかったり、飼い主さんとふだんは一緒に入れないお風呂場に一緒に入れて楽しかったりうれしかったりするのかもしれませんね」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/山村晴美
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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