猫と暮らす
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飼い主さんのベッドで人のように眠る猫 行動の心理を獣医師が解説
「ジムから帰ってきたあと、お手洗いに行こうとして寝室の前を横切った際に発見し、思わずスマホを取り出して撮影しました。布団に入って寝ている後ろ姿がまるで人のようで、思わず笑ってしまいました。
冬用の布団を出してから、よく潜り込むようになったのですが、今回のように枕を使って寝ているのを見たのは初めてです」
この様子について、飼い主さんは「人が寝ている様子を見ていて、まねをしたかったのではないか」と分析します。
飼い主さん:
「夜は人がベッドを占領して自由に寝られないので、日中にこうやってのびのびと寝るのを楽しんでいるのかなと思っています」
その様子を飼い主さんに見られたサシャちゃんは、どこかバツが悪そうな顔をしていますね。
家族や友人、Instagramでサシャちゃんの様子を見た方は、口をそろえて「人みたい」と言っていたのだとか。
【獣医師解説】飼い主さんのベッドで人のように眠る猫の心理
――サシャちゃんは、飼い主さんのベッドの布団の中に入って、まるで人のように枕を使って寝ていたそうです。飼い主さんは「人が寝ている様子を見ていて、まねをしたかったのではないか」と分析していましたが、サシャちゃんの行動からどのような心理が読み取れますか?
原先生:
「飼い主さんのニオイがする場所で寝ることで安心感を得ている、あるいは、枕やベッドがとても快適だと感じているのかなと思います。もちろん飼い主さんがおっしゃるように、人の寝ている姿に好奇心が出て、まねをしているというのも十分考えられますね」
――愛猫が人の布団や枕を使って寝ている場合、飼い主さんはどのような対応をすべきでしょうか?
原先生:
「健康的には問題のない行為だと思うので、飼い主さんの生活のルールのなかで許容範囲であれば、見守ってあげるといいかと思います。
注意すべき点としては、誤って猫を踏んづけないように気をつけることと、いつもよりまめにシーツやカバーを洗濯するなどでしょうか」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/宮下早希
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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