猫と暮らす
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細やかなリスク対策も！ 戸建てで4匹の猫と快適に暮らす部屋づくり
広々としたおうちで複数の猫と暮らす場合、どんな配慮や対策が必要なのでしょうか。今回は、4匹の愛猫と一戸建てで暮らす飼い主さんの、猫たちが快適に暮らすための工夫がつまったお部屋をご紹介。また、二級建築士の中村裕実子さんにもお話を伺いました。
リビングには4匹が十分に遊べる大きな造作棚を設置
ウィルくん、エマちゃん、ピットくん、リリーちゃんの4匹の愛猫と、広々とした一戸建てで暮らすFさん。デザイン性にもこだわりつつ、4匹の猫たちが快適に過ごせるようさまざまな工夫をされています。
たとえば、家のアイコンでもあるリビングには、間仕切りも兼ねた造作棚（つくりつけの棚）を設けています。愛猫の写真をあしらったパネルやおしゃれな小物をスタイリッシュに飾ることができつつ、猫たちの居場所や遊び場にもなっているそう。さらに、ステップをつけているので、猫たちは好きな段に上り下りも可能。実用的でありながら、絵になる設えですね。
たとえば、家のアイコンでもあるリビングには、間仕切りも兼ねた造作棚（つくりつけの棚）を設けています。愛猫の写真をあしらったパネルやおしゃれな小物をスタイリッシュに飾ることができつつ、猫たちの居場所や遊び場にもなっているそう。さらに、ステップをつけているので、猫たちは好きな段に上り下りも可能。実用的でありながら、絵になる設えですね。
複数の部屋に猫の匹数に合わせた猫トイレを設置
4匹＋1となる5台の猫トイレを、リビングを含め複数の部屋に1台ずつ配置しているそうです。猫ごとに使うトイレは決まっておらず、用をたしたいときに一番近いトイレを使っているのだとか。広い家でもしたいときにすぐトイレに行ける、猫ファーストな配慮ですね。
猫の好みや関係性に配慮した居場所をつくる
4匹いると、広々とした場所でくつろぎたかったり、狭い場所のほうが落ち着いたりと、猫それぞれで居場所の好みも違うそう。くっつきたい、距離をとりたいといった猫たちなりの関係性にも配慮して、好きな場所でくつろげるよう、複数の部屋に猫タワーや猫ベッドなどを置いているそうです。
玄関は重い引き戸を採用するなど脱走防止対策は万全に
家に4匹もいると、1匹1匹に常に目を配れないこともあるため、脱走防止対策はとくに万全に行っているそう。玄関ホールまでの通り道となるところには、猫たちが開けられないよう重い引き戸を採用しています。帰宅すると出迎えてくれる猫たちの姿が、ガラス越しに見えるのもかわいいのだそうですよ。
【中村さんからのコメント】さまざまな選択肢がある贅沢な空間ですね
居場所からトイレまで、そのときの気分に合わせて好きな場所でくつろいだり、用をたしたりできて、気ままな猫にとって贅沢な空間といえるでしょう。広いおうちで4匹の猫たちを自由に過ごさせるにはリスク対策にも細やかな心配りが必要ですが、危険を排除してできるだけのびのびと過ごさせてあげたいですね。
猫たちが自由気ままに、のびのびと過ごせる家づくりの実例をご紹介しました。みなさんも今回ご紹介した内容を参考に、猫と人が快適に暮らせるお部屋をつくってみてくださいね。
お話を伺った先生：中村裕実子さん（二級建築士 ホリスティックケアカウンセラー）
参考・写真／「ねこのきもち」2025年4月号『猫の数や関係性、個々への配慮も 匹数別 猫仕様の家、見せてください』
文／宮下早希
参考・写真／「ねこのきもち」2025年4月号『猫の数や関係性、個々への配慮も 匹数別 猫仕様の家、見せてください』
文／宮下早希
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