猫と暮らす
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猫からの好感度を上げるには? 心がけたいことを獣医師に聞いた
あわせて、猫からの好感度を上げる行動や遊び方について、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に教えていただきました。
愛猫に好かれるために工夫した?
みなさん、どんな工夫をしたのでしょうか?飼い主さんたちから愛のあふれる体験談がたくさん集まったので、その一部をご紹介します。
どう工夫している?
・「私は男性ですが、なるべく高い声で話しかけています」
・「嫌がることはしつこくしないで、甘えてきたときにいっぱい遊んだり触ったりする」
・「大声を出さない。ゆっくりとした行動を心がける。目を見つめて瞬きをする。愛猫が遊びたそうにしているときに遊んであげる。『大好きだよ。ずっと一緒にいようね』など優しく声をかける」
・「かまいたい気持ちを堪え、最小限のお世話に留めて、ひたすら空気になりきっていました(笑)」
・「ニャーと呼ばれたら、家事などで手が離せなくても『なあに?』と猫の顔を見て返事をする。絶対に無視はしない」
・「抱っこをしていても、体をくねらせたらすぐに下ろす。お気に入りのブラシが見つかるまで、何種類も購入して試した」
・「褒め言葉が好きなようなので、かわいいねー、お利口さんねー、上手ねーと褒めまくっています」
・「禁煙し、香水も付けなくなりました」
・「猫ファーストの生活を心がけ 我慢できなくなったときだけ猫吸いをします」
・「猫が苦手なケアをするときはタイミングを考える。興奮しやすそうなときは避け、できるだけ落ち着いているときにやるなど」
【獣医師解説】猫からの好感度を上げるには?
山口先生:
「かまいすぎや大きな声・リアクションは避け、優しい声色や振る舞いを心がけてください。その日の気分によって対応を変えることなく、一貫性をもった行動を取りましょう。このほか、トイレや食餌のお世話をする、猫が嫌がることや怖がることをしないことも大切です」
――はじめて猫を飼う人が、猫との距離を縮めるために役立つグッズ等はありますか?
山口先生:
「じゃらしがおすすめです。猫によって好みの素材や獲物は異なるので、いくつか試してみるとよいでしょう。その際、ネズミのおもちゃであれば“ネズミっぽい動き”を意識して遊ぶと、猫はさらに楽しめます。遊びの最後にフードを1粒あげると、狩り成功の疑似体験ができて猫の満足度がアップしますよ」
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年7月時点の情報です。
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