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【調査】愛猫との絆が深まったきっかけは? 飼い主の声と距離を縮める方法を獣医師が解説

ある出来事から愛猫との絆が深まった、という経験はありますか?

今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、「愛猫との絆が深まったきっかけ」というアンケートを実施。その調査結果とあわせて、猫との距離を縮める方法をねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞いてみました。

愛猫との絆が深まったきっかけはある?

猫との絆が深まったエピソードはありますか?
※2025年6月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 106人)
猫との絆が深まったきっかけに関するアンケート
アンケートで「愛猫との絆が深まったきっかけはありますか?」と聞いたところ、53%の飼い主さんが「はい」と回答。具体的なエピソードを教えていただいたところ、心温まるエピソードが多数寄せられました。以下で、その一部をご紹介します。

どんなことがきっかけ?

顎スリスリをしてもらうマロンくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
  • 「私が急きょ2週間入院することになり、帰ってきたとき。喜びようがすごかった」

  • 「毎日同じ時間にじゃらしやおもちゃで10分遊ぶようにしたら、以前にも増してそばにいる時間が長くなった」

  • 「夫の単身赴任をきっかけに。私を独占できるからかたくさん甘えるようになり、ときには私を守ってくれているつもりかな?と思うような行動もするようになりました」

  • 「無理矢理触っていたのをある日を境にやめました。そのコの気持ちを尊重して、甘えにきてくれたときだけ触れるようにすると少しずつお近づきに。自分からひざにのってくれるようになりました!」

  • 「子猫時代から抱っこが嫌いで、私も嫌がることはしない主義でした。しかし病気になって薬を飲ませるようになり、無理矢理抱いて飲ませたあとにごほうびのおやつをあげて以来、喜んで鳴いたり、布団や毛布の上から手をかけておねだりしたりするようになり、距離が縮まりました」

  • 「猫が一番なついていた長男が仕事で1カ月家を開けたとき、寂しさのあまり毛が抜けて胃腸炎になりました。そばを離れずお世話をしていたら、スリスリしてくれるようになりました」

  • 「保護猫として、子猫のときに我が家へやってきました。避妊手術のあと2〜3日の安静が必要だったとき、ずっとひざの上にのせて付き添っていました。それ以来、信頼を得たような気がします」

【獣医師解説】猫との距離を縮める方法は?

スリスリするサイベリアン
ねこきもち投稿写真ギャラリー
ここからは、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生にお話を伺います。

――愛猫の看病をきっかけに絆が深まったという声がありました。一緒にいる時間が増えたことで、信頼関係が深まったのでしょうか?

山口先生:
「一緒に過ごす時間の長さより、猫にとって望ましい対応をしているかどうかがポイントです。食べやすいフードを与える、快適な寝床に整える、安心感のある声かけやふれあいをするなどして、猫の不安や苦痛を軽減してあげたことにより、猫にとってその人の存在がより好ましいものになったのだと考えられます」

――猫との距離を縮めるためには、どのようなことに気をつければよいでしょうか?

山口先生:
「猫にとって安心感のある存在でいることを意識するとよいかと思います。猫のほうは距離を縮めたいとは思っていないかもしれませんので、人の感情が先走らないようにしてください。猫が苦手とすることはしないようにして、猫の気持ちが向いてくれるのをひたすら待ちましょう」
猫と仲よくなるには、猫にとって「安心感のある存在」となることがポイント。焦らず、ゆっくりと、距離を縮めていけるとよいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年8月時点の情報です。
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