猫と暮らす
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猫はなぜあんなに高く跳べるの?猫の身体能力を専門家が徹底解説
今回は、そんな猫の優れた身体能力の秘密を、哺乳動物学者の今泉忠明先生に教えていただきました。日常のなかで猫の身体能力を活かすポイントもお聞きしたので、あわせて参考にしてみてくださいね。
ネコ科の動物は身体能力が高い
また、かかとや人でいう手のひらにあたる部位を浮かせ、つま先が地面に着く四肢の構造は速さの一助に。それだけでなく、筋肉のなかでも瞬発力に長けた「白い筋肉」と呼ばれる部分が多いことも作用し、人の最高走行速度が約36km/時なのに対し、イエネコは約48km/時も出すことが可能なのです。
それゆえ、高い場所へも何のその
関節をバネのように使うことと、先述した「白い筋肉」を掛け合わせた力で、助走をしなくても高いジャンプをすることができるのです。
それゆえ、歩くときは音を立てない
爪を出すときは関節を曲げる筋肉を収縮させ、指先の骨から人でいう手のひらの部分や足の裏側を通る腱を引っ張っています。また肉球がクッションとなり、足音を忍ばせることにも一役買っています。
猫の「身体能力」をふだんの暮らしに活かすなら
参考/「ねこのきもち」2025年8月号『愛猫とネコ科動物、じつは共通点ばかり。猫の「狩猟本能」に迫る。』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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