猫と暮らす
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猫はなぜ人が食事をしていると自分も食べ始めるのか? 専門家に聞いた
飼い主さんと一緒に食事をしたがる猫たち
その結果、「飼い主さんが食事をしていると、愛猫もごはんを食べ始める」というエピソードが多く寄せられました。
実際に寄せられたエピソードのいくつかをご紹介します。
・「ごはんを食べようとすると必ず一緒に食べる。おなかはそこまで空いていないはずなのに……」
・「人間がごはんを食べようとすると『ごはんの時間なのね』という感じでカリカリのお皿の前にちょこんと座ります」
・「『ごはん!』とおねだりしたのに、私たちが食事するまで待っていて、一緒に食べる」
・「先に猫のごはんを出しても、人間のごはんの準備ができるまで少しだけごはんを残して待っている。人間が食べ始めると一緒に残りを食べる」
今回は、猫たちのこの不思議な行動に注目。人と一緒に食事をしたがる猫の心理に迫ります!
人と一緒に食事をする猫の心理とは
――猫の飼い主さんの中には、「自分たち(人)が食事をしていると、愛猫も一緒にごはんを食べだした」という経験をお持ちの方が多いようです。猫はどのような心理から、こうした行動をするのでしょうか?
岡本先生:
「猫が飼い主さんと一緒にごはんを食べるという行動には、いくつかの理由が考えられます。
具体的には、飼い主さんと一緒に行動したい気持ちの表れや、人の食べている姿を見ていたら自分も食べたくなったから、人のごはんのニオイに食欲をそそられたから、などの理由が挙げられるでしょう」
――なるほど。猫といえばマイペースなイメージが強いですが、「飼い主さんと一緒に行動したい」と考えている可能性もあるのですね。なんとも可愛らしいです!
猫にとっての飼い主さんは「大きな猫」?
岡本先生:
「自分が人であると思い込むというよりかは、飼い主さんのことを猫だと思っている可能性がありそうです」
――飼い主さんのことを猫だと……?
岡本先生:
「猫は一緒に暮らす人のことを『大きな猫』だと思っているという説があるのです。特に『一緒に行動したい気持ち』や『人の食べている姿を見ていたら自分も食べたくなった』という行動は同居猫同士でも見られる行動なので、当てはまると思います」
取材・文/藤真もとみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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