猫と暮らす
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【調査】愛猫をお迎えしたきっかけは? 獣医師に聞いた「迎え入れ時の注意点」も
今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、猫を飼い始めたきっかけに関するアンケートを実施し、多くの飼い主さんにご協力をいただきました。この記事では、その調査内容をご紹介するとともに、猫を迎え入れるときの注意点などについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に解説していただきます。
愛猫を飼い始めたきっかけは?
具体的な出会いは?
- 「動物病院で里親募集をしていて迎えました」
- 「家族が飼えなくなった知人から譲り受け飼うことになりました」
- 「夫が行っているマッサージ店が保護猫を預かっていて、うちで迎えることにした」
- 「一人暮らしの母が亡くなったため引き取りました」
- 「姉の家で保護した猫が子猫を産んだので1匹引き取りました」
- 「知り合いの家で子猫が産まれ、ご縁がありお迎えしました」
愛猫を迎えた理由は?
「自分が偶然保護して出会った」人の回答
- 「保護して世話していたら情が移った。子どもの頃からずっと猫を飼いたかった」
- 「猫を飼いたいと常に思っていたので、(保護したとき)ウチのコになるためにやってきたのだと思ったからです」
- 「初めての猫ですが、まだ生後1カ月ちょっとの小さな命を見捨てるわけにもいかず、住まいはペット可であることもあって、運命だと思って一緒に暮らすことにしました」
- 「ノラの地域猫でした。大雪の日に助けを求めてきたので飼うことを決心。そのコを飼うために家を買いました」
「ペットショップを通じて出会った」人の回答
- 「小さいときからずっと動物を飼いたくて、一目見たときに『このコは絶対ウチのコになるべきだ』と思ったから」
- 「友人の猫を預かり、あまりのかわいさにうちも迎えたくなったのがきっかけです」
- 「子どもの頃に実家で猫を飼っていたため、家をもったら猫と暮らしたいと決めていたから」
- 「犬を見に行ったのですが、あまりにも猫がかわいすぎてお迎えしました」
「知人・友人が保護して出会った」人の回答
- 「猫好きで飼いたいと思っていたところ、友人宅に来る子猫がいるとのことで、冬の寒い時期でもあったため保護してもらい、うちに連れて来てもらった」
- 「はじめは友人に里親になってもらえないかと頼まれたのがきっかけですが、何度か交流しているうちに甘えん坊でかわいいなと愛着が湧き、このコを幸せにする!!と決めて迎え入れました」
- 「前のコを病気で亡くし、そろそろ次のコを迎えようかと話していた時期でした。前のコの四十九日の日に知人から連絡を受け、知り合いが野良の子猫を保護したけど飼えないかとのこと。これも前のコが繋いでくれた縁だと即決しました」
- 「会社の同僚が保護したが、自分では飼えないので引き取ってほしいと頼まれた。もともと動物が好きだったので快諾」
飼い主さんからはこんな迎え入れの理由も
- 「自分のほしいものをほとんど言わない息子が、猫を飼いたいと言ったことから、保護猫を迎えることにしました。とてもかわいがってくれています」(保護団体などを通じて出会った)
- 「両親と3人暮らしでしたが、その両親を1年の間に相次いで亡くし、家の中がとても寂しくなり、以前から猫と暮らしたいと思っていたので思い切ってお迎えしました。それまでは父が大の猫嫌いだったため、猫との生活はできませんでした」(その他)
- 「娘がいろいろ悩んでいる時期で、好きな猫をお世話することで気が楽になるのではないかと思ったのと、ちょうど迎え入れたい子猫がいたのでいいタイミングだったから」(SNSを通じて出会った)
- 「先代の愛猫が亡くなり、新しく猫ちゃんを家族に迎えたくて、今度はお迎えするなら保護猫ちゃんと決めていたので、兄妹猫を一緒にお迎えしました」(保護団体などを通じて出会った)
- 「通勤路で虹の橋を渡ってしまった野良の子猫を見かけて、1匹でもそういう猫を減らせたら……と思い保護猫を飼うことにしました」(保護団体などを通じて出会った)
【獣医師解説】猫を迎え入れるときの注意点とは
保護猫を迎える場合の注意点
山口先生:
「まずしていただきたいのは、動物病院の受診です。月齢の確認、健康診断や寄生虫駆除など、獣医師に必要な処置をしてもらいましょう。そのうえで、月齢に合った食餌や生活指導を受けてください。また、誤食しそうなものの片づけや、逃走防止や侵入防止などの室内の安全対策のほか、ケージやトイレ、お皿といった猫の飼育に必要なグッズを揃えるなど、猫を迎え入れる際の“基本事項”を行いましょう」
――保護した猫が成猫だった場合、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。
山口先生:
「基本的には子猫の迎え入れ時と同じですが、成猫の場合は、新生活に慣れるのに時間がかかることを覚悟しましょう。また、外で暮らした経験のある猫は、逃走リスクが非常に高いため、より一層の安全対策や注意が必要です」
ペットショップやブリーダーから迎える場合の注意点
山口先生:
「先述した室内環境をととのえること、猫グッズを準備することのほかは、基本的にはショップやブリーダーの指示に従いましょう。食餌量や動物病院受診のタイミングなど、指示があると思います」
こんなことにも注意して
山口先生:
「どのような経緯で猫を迎え入れるにせよ、最低でも最初の1週間はケージの中で生活させ、お世話以外の接触は控えるようにしましょう。
子猫の場合、生活環境の変化で体調を崩しやすい時期ですから体力の温存が必要ですし、成猫の場合は、警戒心の高さから攻撃的になるほか、逃走のリスクも高まります。ケージの上からタオルをかけて周囲が見えないようにし、できるだけ猫への刺激の少ない生活を心がけてください。
なお、ケージから出すタイミングは猫の性格によって異なります。1週間程度で慣れていくコもいますが、成猫の場合は、数カ月かかることも珍しくありません。また、先住猫がいる場合は先住猫の状態によっても変わるので、慣れるまでにかなりの時間がかかる可能性のあることや、必ずしも先住猫と仲よくならないこと、猫の性質からその可能性が高いことは知っておいてください」
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年4月時点の情報です。
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