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飼い主さんをどう思っている?猫と犬の食事・性格の違いについて解説

猫と犬|食べ物の違いってあるの?

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猫と犬の祖先は同じだと言われているのをご存知でしょうか?それぞれの祖先は、5000万年前に存在した「ミアキス」という動物だとされており、草原に暮らしたミアキスが犬の祖先のオオカミに、森で暮らしたミアキスが猫の祖先のヤマネコになったと言われています。

草原を駆けまわる犬は運動量が多く水分摂取をするため、肉以外に果物も食べるようになりました。一方猫は、最初から肉のみ。森から半砂漠地帯に住処を移した「リビアヤマネコ」がいるものの、その環境の中で果物にありつけることはなく、果物の酸味は肉の腐敗臭を思わせるので苦手なようです。果物を近づけた時に、顔をしかめるのが目に浮かびますね。

猫と犬|性格の違いは?

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常に仲間と団体行動してきた犬は、その名残で飼い主さんといつも一緒にいたいと思っています。さらに仲間に意思表示が必要だったため、吠えたり飛びついてきたり、アピールが強めでストレートな傾向にあります。

一方で猫は、森で単独で暮らしてきました。「自分以外はみんな敵」という環境だったので、常に神経を尖らせて生きてきました。現在でも無理に人が接しようとすると、襲われると勘違いして警戒してしまいます。人と暮らすようになってからも、ひとりでいることに不安を感じず、アピールは控えめ。小さく鳴いたり、遠くから人を見つめたりと、間接的な方法でそっとアピールします。

猫と犬にとっての「人間」とは

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主従関係の明確な「群れ」で過ごしてきた犬は、飼い主さんのことを偉いと思っています。しかし、ずっと単体行動で自分中心の生活をしてきた猫は、飼い主さんを上にも下にも見ることなく、「自分のそばにいる人」くらいに見ているそうです。飼い主さんとしては、ちょっと複雑な気分ですね。
人といつも一緒にいたくて、アピールがストレートで雑食な犬。ひとりでいるのが好きでアピールは控えめで、肉食な猫。猫と犬は相反する性格なので、飼い主さんが望むペットとの付き合い方を考えたうえで、一緒に暮らすパートナーを決めてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2018年1月号『猫と犬とことんくらべてみました』(監修:ねこの博物館館長 日本動物化学研究所所長 今泉忠明先生)
文/なかやまゆ
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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