猫と暮らす
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どうしてそんなところに!?猫が密着するのが好きなワケQ&A
どうしてそんなところに!?猫が密着するのが好きなワケQ&A
よく狭い場所に入っていたり、同居猫や飼い主さんにくっついたり。
密着好きの理由は、野性時代に穴蔵で暮らしていたことや、寒いときに血縁関係のある猫同士で体を寄せ合い、体温調節をしていたことなどがあります。
この記事では、飼い猫が密着しがちなシチュエーションと、その理由を解説します!
Q.猫がカーペット、毛布、ぬいぐるみに密着するのはなぜ?
カーペットに潜り込んだり、ぬいぐるみを抱いたりするのは、その急所を隠すことで、安心しているからでしょう。
Q.体が上下に挟まれるような隙間に入るのはなぜ?
そのためか、上下の視界に収まりやすい「縦に狭い場所」を、より好む傾向に。
ちなみに、ベッドの柵や棚などに顔だけをはめたりもします。
周囲を認知するパーツの目とヒゲが柵を捉えているので、全身穴の中に入っている気分を感じているようです。
Q.あごを机やカゴなどに乗せたりするのはなぜ?
そのためくつろぐ際には、頭を何かに乗せるとラクなのでしょう。
また、この体勢には頭を固定することでくつろぎつつも、周囲に危険がないか見渡しやすくなる利点もあるのです。
Q.空き箱や猫ベッドに丸まるように、ぴったりと収まるのはなぜ?
その背骨や首元の筋を伸ばせるこの姿勢は、ストレッチができて気持ちいいのでしょう。
また、全身が容器の側面に沿うことで、より高い密着感が得られるのも利点です。
Q.紙袋に入ったり、浅い箱に入ったりするのはなぜ?
そのため、浅い箱や紙袋に入ったりするのは、そこを「穴」だと認識したのでしょう。
もしかすると、「思ったより浅くて、密着できない」と考えていたりするのかも。
いかがでしたか?
「どうしてそんな狭いところに……」という猫の密着グセが理解できたかと思います。
安心してリラックスしているので、温かく見守ってあげましょうね。
出典/「ねこのきもち」2016年10月号『音が聞こえてきそうなほど!! ただいま猫、密着中です♥』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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