猫と暮らす
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殺処分ゼロを達成・維持していくための“受け皿”に
*記事内容はすべて2025年12月1日現在のものです。
ファミーユの設立と、これまでの歩み
「もともとは、私1人で2~3年くらい保護活動をしていたんです。きっかけは、初めて飼った犬でした。そのコがあまりにも可愛くて、そこから保護犬・保護猫の存在を知り、センターから1匹引き取っては新たな飼い主さんにつなげる、といった活動をするようになりました」
と話すのは、ファミーユ代表理事の熊崎純子さん。
熊崎さんはその小さな活動を積み重ねているうちにもっと多くの猫や犬を救いたいと思うようになり、NPO法人化することを決意したそうです。そして動物大好きの知人、守随智子さんと髙山真理さんにも声をかけ、3人で「ファミーユ」を立ち上げました。
2009年度、名古屋市は猫の殺処分数が政令指定都市の中でワーストとなり、ファミーユ設立時の2012年には救うべき命であふれかえっていました。
その後、名古屋市は本格的に動物愛護へ取り組むようになり、現在は「2030年3月までに『犬猫の殺処分ゼロの達成・維持』」という目標を掲げています。
そのため、2015年度には705匹だった猫の殺処分数も、近年は20匹程度にまで減少。
その間、ファミーユが保護する猫の状況も変化してきました。かつては年間150匹弱を引き取っていましたが、終生飼育を行う『老猫シェルター』を2019年から始めて高齢猫や病気のある猫を積極的に引き取るようになってからは、40匹程度に。その分、〝看取り〟に立ち会う機会が増えたといいます。
「名古屋市では、犬は2016年度に殺処分ゼロを達成しました。猫は減ったとはいえ、いまだに年間約20匹が殺処分されています。私たちはずっと殺処分ゼロを目標に活動してきたので、猫も達成することが今一番の願いです。だからこそ、私たちが殺処分の対象になる猫の受け皿になれたらと思います」(熊崎さん)
時代に合う形で活動を長く続けていく
「近年は保護活動に取り組む人や団体が増え、社会的な関心が高まってきました。だから、私たちも社会に影響を与えたり、もっと社会貢献できる団体になれたらいいなと、今ぼんやりと考えています」
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