猫と暮らす
UP DATE
猫飼いの約半数が子猫を保護したことがある!? 保護時の正しい対応について獣医師に聞いた
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、子猫の保護に関するアンケートを実施し、さまざまな体験談を伺いました。今回は、その調査結果をご紹介するとともに、子猫を保護したときにすべきことなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。
子猫を保護した経験はある?
そこで「はい」と回答した方に、子猫を保護したときの状況などについて伺うと、次のようなエピソードが寄せられたので一部をご紹介します。
子猫を保護したときの状況は?
- 「雨の日に車の運転をしていたら、ずぶぬれの子猫がいたので車を停めて保護することに。逃げられないようにそーっと近づいたら、子猫のほうから駆け寄ってきました」
- 「犬を散歩させている途中に、側溝で生後2週間ぐらいの子猫を見つけ、動物病院に連れて行きました。今では我が家の一員です」
- 「娘の会社でエンジンルームから子猫を保護。うちには2匹の先住猫がいたため、お世話になっている動物病院に保護をお願いしたのですが、お世話をしているうちに情が移り、今は3匹で仲よく暮らしています」
- 「深夜に公園でベンチに座っていたら、後ろから『ニャー』とガリガリに痩せた子猫に話しかけられ、そのまま連れて帰って保護しました。その後、近所の動物病院に電話して当日診てくれるところへ連れて行きました」
- 「路肩をヨタヨタと歩き、危険だったため保護すると、ガリガリで目ヤニ、鼻水が出ていました。動物病院にて処置してもらい、歯を見ると生後3カ月に入ったぐらいと言われましたが、体重は430gでガリガリ。現在は生後7カ月になり、体重も2kgを超えて安心しているところです」
- 「必死に鳴いている子猫が職場に迷い込んできました。その日仕事が休みで家にいた夫に連絡し、キャリーバッグとトイレ、砂、フードを購入して家に連れて帰ってもらい、お皿や爪とぎなどは後日購入しました。動物病院へは、私が次の日に連れて行きました」
- 「自宅の庭に親子で来ていましたが、あるときから子猫だけでいるように。その後、親猫を見かけなくなったので保護しました」
- 「まずは動物病院へ連れて行きました。ネズミ捕りに引っかかっていて、体中ベタベタで衰弱していました」
【獣医師解説】猫を保護したらどうすればいい?
岡本先生:
「タオルなどにくるんで保温し、キャリー(ない場合は段ボール)に入れて、すぐに受診できる動物病院を探しましょう。動物病院では、体調にあわせたケア、身体検査や血液検査(ウイルスチェック)、便検査(寄生虫チェック)、ノミ・マダニなどの予防薬の処方、ワクチン接種などが行われます」
――子猫を保護して自宅に連れて帰ったときにすべきこと、注意点や用意するものなどについて教えてください。
岡本先生:
「動物病院での健康チェックや予防接種が済むまでは、先住猫と接触させないようにしましょう。
用意するものとしては、週齢や月齢に合わせた哺乳瓶や猫用ミルク、離乳食や子猫用のゴハン、ケージ、トイレ、食器などが挙げられます。子猫は体温が下がりやすいので、ペット用のヒーターや湯たんぽを検討してもいいですね。
なお、子猫が離乳していない場合は、排泄の介助が必要なケースもあります」
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年3月時点の情報です。
UP DATE