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何事もなかったフリをするのが得策!? 猫に謝りたいときの善後策を獣医師が解説

愛猫との暮らしのなかで、思わず愛猫に「ごめんね」と謝りたくなるような出来事が起こったことはありませんか?

今回は、飼い主さんから寄せられた「思わず愛猫に謝りたくなった体験談」を取り上げながら、その善後策を獣医師の椎木亜都子先生に伺いました。まずは、猫に「ごめんね」が伝わるのか、椎木先生に解説していただきます。

猫に「ごめんね」という言葉は通じないけれど……

スコティッシュフォールドのもふくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「ごめんね」と言う飼い主さんの様子から、いつもと違う雰囲気を猫は感じているかもしれませんが、猫と会話はできないので、言葉で猫を慰めることはできません。

「ごめんね」を伝えたいという飼い主さんの気持ちはわかりますが、猫の反応から猫がどんな気持ちかを考えて、それに寄り添うように対処することが大切です。むしろ、そっとしておくほうが猫と飼い主さんのいい関係を保てることが多いかもしれません。
では、どのように対処すればいいのでしょうか。ここからは、飼い主さんから寄せられた2つの体験談をもとに、その善後策をご紹介します。

(1)大きな音で驚かせてしまった

サバトラのもーしゃんちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「キッチンで食器を洗っている最中、シンクにスプーンやフォークを一気に落としてしまい、金属同士がぶつかる大きな音に愛猫は『何事だ!?』と目を丸くしていました。『うるさくしてごめんね』と謝りましたが、しばらく“イカ耳”の状態で、こちらを凝視していました」(新潟県・Aさん)

【対処法】猫が驚いても何事もなかったフリを

「猫は周りで大きな音や大きな動作が起こるのをとても嫌がります。敏感な猫はチャイムが鳴ったり、そばにいた人が急に立ち上がったりするだけで逃げ出すことも。

それでも、突発的な出来事で猫を驚かせてしまった場合は、あたかも何事もなかったかのように振る舞ったほうが、猫も落ち着きやすいです。驚いた猫をなだめようとすると、猫をさらに興奮させることに。心の中で『ごめんね』と謝り、猫が落ち着くのを待ちましょう」(椎木先生)

(2)嫌がるなか爪切りをしている

茶トラのベリルくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「愛猫がとても嫌がるなか、爪を切っています。最近は、大きな声で鳴くので、いつも心の中で『ごめんね』と言っています」(東京都・Oさん)

【対処法】「ごめんね」ではなく「上手にできたね」で対応を

「お世話などは慣れるまでに時間がかかることもありますが、慣れてしまえば猫も『不快なことを強制されている』とは感じないはず。飼い主さんの申し訳なく思う気持ちはわかりますが、おやつを使うなどして慣らしていきましょう。

そして、『ごめんね』ではなく、『爪切り上手にできたね』などのポジティブな対応をして、猫をサポートしていけるといいですね」(椎木先生)
愛猫に「ごめんね」と謝りたいときは、愛猫の反応を見て気持ちに寄り添い、対処することがポイントのようです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
お話を伺った先生/椎木亜都子先生(獣医師 ペット問題行動クリニックBLISS)
参考/「ねこのきもち」2026年4月号『踏んじゃった 大きな音出しちゃった うっかりハプニング、みんなの謝り方・対処法は? ネコよ、ごめんね…!』
文/長谷部サチ
※構成上、この特集では猫を擬人化する表現を用いています。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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