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猫に噛まれたり引っかかれたりしたときはどうすべき?人獣共通感染症を防ぐには|獣医師解説

愛猫に噛まれたり引っかかれたりした経験をもつ飼い主さんも多いのではないでしょうか。実は、そのときにできた傷がきっかけで、飼い主さんが病気になってしまうことも。

今回は、猫に噛まれたり引っかかれたりしたときに感染するリスクがある病気について、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に解説していただきます。

猫に噛まれたり引っかかれたりしたときのリスク(人獣共通感染症)

スコティッシュフォールド・ロングヘアのこむぎちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫に噛まれたり引っかかれたりした場合、どのようなリスクが考えられますか?

山口先生:
「猫の咬傷や引っかきのリスクとして、傷口からの感染により、次のような感染症(人獣共通感染症)にかかる可能性があります。いずれの感染症も重症化するおそれがあり、なかには命の危険に及ぶことも。とくに子どもや高齢者、持病のある人などは、適切な治療を受けないと重症化するリスクがありますので、注意が必要です」

パスツレラ症

【主な症状】傷の腫れ、強い痛み、骨髄炎、髄膜炎

バルトネラ症

【主な症状】噛まれた場所付近のリンパ節の腫れ、発熱、発疹、頭痛、倦怠感

カプノサイトファーガ感染症

【主な症状】発熱、頭痛、腹痛、倦怠感、吐き気、髄膜炎、敗血症

破傷風

【主な症状】腫れ、倦怠感、筋肉の硬直、けいれん

人獣共通感染症を防ぐには

マンチカンのマロンくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――上記のような人獣共通感染症の感染を防ぐためには、どのような対策が必要ですか?

山口先生:
「猫を触ったあとは手を洗う、口移しなどの接触はしない、外猫に接触をしない、猫に攻撃されるような状況をつくらないことが大切です」

もしも猫に噛まれたり引っかかれたりしたときは

MIXキジトラのマオくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
―― もし猫に噛まれたり引っかかれたりした場合は、どうすればよいのでしょうか?

山口先生:
「傷口を流水でしっかり洗い、当日のうちに外科を受診してください。受診の際は、猫による咬傷であること、持病の有無などを医師に伝えましょう」
人獣共通感染症のなかには、最悪の場合、命の危険があるものもあるようです。もしも愛猫に噛まれたり引っかかれたりしたときは、山口先生の解説などを参考しながら、適切な対応を取るようにしましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年7月時点の情報です。
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