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猫にヨーグルトを与えても大丈夫?! 与える際の注意点とは?

人が口にするもので、猫に与えられない食品は数多く、把握するのにも時間がかかりますよね。今回は、猫に与えられる食品の中でも、健康的なイメージがある「ヨーグルト」について解説します。与える際の注意点などもご紹介するので、一緒に確認していきましょう!

猫にとってヨーグルトは体によい?

シェンランちゃん  ロシアンブルー
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、猫の腸内環境をよくする効果があるといわれています。
そのため、便秘気味の猫には排便を促す効果が期待できるでしょう。また、腸の環境が整うことで、免疫力のアップも見込めます。

そのほか、歯周病や虫歯菌を減少させる効果を持つ乳酸菌もあることから、歯周病・虫歯予防に加え、口臭予防にも効果を発揮することがあるでしょう。

与える際の分量や頻度・相性について

藍太郎くん 茶×白MIX ぺろり
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
いくら体によい効果が見られるとはいえ、むやみに量を食べさせてはいけません。では、実際にどのくらいの量を与えるのが好ましいのでしょう?

与えるときの量の目安

[成猫の場合]
3日に1回、小さじ2杯程度目安に与えるようにしましょう。少ないように感じるかもしれませんが、猫には十分な量です。

[子猫の場合]
子猫の体は小さく、内臓が成長しきっていないため、ヨーグルトを多く与えてしまうことで体調不良をまねくおそれがあります。そのため、体が成長するまでの間は、与えないほうが安全でしょう。

ヨーグルトとの相性が悪い猫もいる

ヨーグルトなどの乳製品に含まれる「乳糖」を分解する酵素が少ないと、下痢になってしまう場合も。
また、アレルギーの可能性もあるので、初めてヨーグルトを与える場合は、ごく少量から与え、下痢をしてしまうようであれば、控えたほうがよいでしょう。

与えてよいヨーグルトの種類は?

モナちゃん MIX 茶トラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ヨーグルトといっても、さまざまな種類があります。

たとえば、「プレーンヨーグルト」は与えてもOKですが、必ず無糖タイプを選びましょう。また、低脂肪・無脂肪タイプのものだと、脂肪分の摂取を少なくできるので安心です。脂肪分が豊富に入っているヨーグルトを与えてしまうと、肥満の原因になるので注意してください。

一方、「フルーツが入ったヨーグルト」は、猫に与えてはいけません。猫にとって有害なフルーツが含まれている危険性があります。

なお、「このヨーグルトで大丈夫かな?」と不安に感じる場合は、「猫用のヨーグルト」を選ぶとよいでしょう。

ヨーグルトは無理に与えなくてもOK!

 ジンくん 茶トラ MIX
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ヨーグルトは猫によって、よい影響にも悪い影響にもなりえます。与える際は、体調の変化に十分に注意し、適切な量を与えるようにしてください。

また、単純にヨーグルトを好まない猫もいます。必ず与えなくてはいけない食品ではないので、興味がなさそうであれば無理に与えず、今まで通りの食生活を続けましょう。

ねこのきもち WEB MAGAZIEN「【獣医師が解説】猫にヨーグルトはアリ?適量・頻度・注意点も解説!」

参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『【獣医師が解説】猫にヨーグルトはアリ?適量・頻度・注意点も解説!』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
文/やぎこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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