目のあわせ方、鳴き方、顔をすりつけてくるしぐさ。猫たちって気ままに見えて、実はちゃ〜んと愛情に応えてくれているんだなあ……なんて感じる瞬間はありませんか?
ここでは、そんな猫たちの「飼い主さんへの愛が伝わる行動」に注目してみました!
「目」で愛情表現♡
猫たちが「目」で飼い主さんの愛に応える瞬間は、実は毎日の中で頻繁に起こっているかも。愛猫からのアイコンタクト、見逃さないようにしたいですね♪
まばたきは信頼の証
猫がゆっくりとまばたきしたり、目を細めたりつむったりするのは、すべて「信頼しているよ」という猫の気持ちを表しています。名前を呼んだり、声をかけたりするとゆっくりまばたきを返すのは、こちらの気持ちに応えてくれている証拠です。
じっと見つめてくることも
猫は本来、視線をあわせることを嫌がる動物ですが、人に対してのみ見つめてくることも。名前を呼ぶと見つめてくる場合は「伝わっているよ」という猫からの意志表示ですが、「で、なぁに?」と、その先のことを期待もしています。
「体」で愛情表現♡
見慣れたあの座り方も、いつものあのしぐさも、実は猫たちなりの愛情表現のひとつかも。かわいい行動に隠された気持ちを読み取りましょう。
香箱座りはリラックス
前足を体の内側に折りたたんだ「香箱座り」。これは猫独特の座り方で、猫飼いさんなら誰もが目にしたことがあるかもしれません。猫がこの座り方で、飼い主さんの近くでまったりしているときは、リラックスしているときです。
手をなめるのはお返し!?
猫の顔周りなどをなでてあげると、ペロンと手をなめてくれることもめずらしくないですよね。顔周りは、猫にとってなでられると気持ちの良いポイントが多く、手をなめてくれるのは、猫なりのお礼、お返しのつもりのようですよ♪
しっぽや前足でも気持ちを伝えます
このほかにも、しっぽや前足から猫たちの気持ちがわかることも。フードを与えるときにしっぽをピンと立てるのは、喜びの表現です。飼い主さん枕元などでふみふみをするのは、ミルクをもらう子猫のように甘えた気分になっているときでしょう。
「のど」で愛情表現♡
ゴロゴロのどを鳴らしたり、名前を呼ぶと応えたり。猫たちの「のど」からも、飼い主さんへの愛があふれています。そもそも、猫が鳴く1番の目的は「母猫に居場所を知らせるため」。猫たちは、飼い主さんのことを親のように思って甘えているんですね。
ゴロゴロとのどを鳴らすのも、話しかけると返事をするかのように鳴くのも、飼い主さんからの愛情を感じ、心からくつろいでいるからなんです。
見慣れた行動にも愛がありました
日々、猫と一緒に暮らしていると、見慣れてくるような行動やしぐさの中にも、猫からの愛情がいっぱいにつまっています。思わずうれしくなってしまうような猫たちの生態。愛猫が示してくれる信頼や愛情に、めいっぱい応えていきたいですね♪
参考/「ねこのきもち」2016年9月号『ねこへの愛が伝わる「目づかい」「手づかい」「心づかい」』(監修:帝京科学大学助教 動物看護師 小野寺温先生)
文/momo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。