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猫が毛づくろいで落とせない「鼻とあごについた汚れ」の落とし方

毛づくろいをする猫は、顔についた多少の汚れは自分で落とすことができます。しかし、フードかすや簡単に取れそうな茶色の鼻くそがついている場合には、飼い主さんがお手入れを手伝ってあげるとよいでしょう。今回は、鼻や口周りのお手入れ方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

鼻のお手入れ

猫の顔
茶色くカサカサした鼻くその正体は、目から鼻へ流れた涙が固まったものです。自然に取れるのを待っても問題ありませんが、簡単に取れそうな場合は飼い主さんが取り除いてあげるとよいでしょう。
お手入れ方法は、清潔なコットンか指で軽く拭き取るだけ。鼻の奥に入っている鼻くそや、どうしても取れない表面の汚れについては、いずれ自然に取れるので気にし過ぎる必要はありません。お手入れのあとは、飼い主さんもきちんと手を洗うことを忘れずに!

口周りのお手入れ

餌を食べる猫
口周りはフードかすが付着しやすい部分です。しかし、猫自身ではグルーミングするのが難しく、汚れが残りやすいので注意したい部分でもあります。フードかすなどの汚れがある場合は、水で濡らしたコットンを用意し、毛の流れにそって拭き取るとよいでしょう。毛にからまったフードかすは、コームでとかしてあげることで取れますよ。
また、口周りは皮脂の分泌が盛んなため、ブツブツしたあごニキビができることも。あごニキビができてしまった場合は、おうちで無理に汚れを取ると悪化する恐れがあるため、動物病院へ相談しましょう。

こんな症状があれば病院へ!

聴診器と猫
これまでご紹介した軽い汚れなら問題ありませんが、病気や体の不調が原因となって顔に汚れが出る場合もあります。以下のような様子が見られたら、動物病院を受診してください。

  • 青ばなの固まりがついている

  • 鼻の下がジトジトと赤くなっている

あご

  • 黒っぽいブツブツができている

  • 赤く腫れている

  • あごを気にして前足でかいている

  • あごが濡れるほどよだれが出ている
お手入れを手伝ってあげることは、愛猫の顔をしっかり見ることにもつながり、病気も見つけやすくなります。日頃からスキンシップの一環として、定期的に行いたいものですね。
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『猫の顔周りのケア~猫のお手入れとお世話(2)』
文/こさきはな
構成/ねこのきもちWeb編集室

※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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