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尿毒症[にょうどくしょう]

尿毒症の症状と治療、予防方法

解説

腎機能の著しい低下により起こる症状。通常は尿とともに排泄される老廃物が排泄できず、全身に回ってしまう状態。死に至る症状であり、早急な治療を必要とする。

原因

腎臓病が進行するとみられる。老廃物が尿に排泄できないことにより起こる。

症状

食欲不振や元気の低下が見られる。その後、下痢、嘔吐、けいれんを起こし死に至る。

診断

視診、触診のほか、血液検査を行う。

尿毒症の治療

入院し点滴治療を行う。尿毒症にかかると食欲が著しく低下していることが多いため、強制給餌やカテーテル給餌をすることもある。これらは腎臓を回復させる根治治療ではなく、症状を緩和させる対症療法である。

尿毒症の予防

慢性腎臓病を患っている猫は注意が必要です。定期検診を欠かさず、元気や食欲に変化があった場合はかかりつけ医に相談するようにしましょう。
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