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猫が足を使ってあらわす「4つのしぐさ」の意味【解説】

猫はさまざまな愛らしいしぐさで、飼い主さんの心を癒してくれますよね。今回はそのなかから、足をつかったしぐさに注目してみましょう。獣医師の菊池亜都子先生監修のもと、そのしぐさに込められた猫の気持ちについて解説していきます。

母猫に甘えたい気分「ふみふみ」

ふみふみしているグレちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
布団やクッションなどをこねるようにしているその姿は、最中の真剣な表情も相まってとてもかわいらしいしぐさのひとつですよね。

「ふみふみ」は、やわらかい布の上などで両前足を交互に動かすしぐさ。子猫が母猫のお乳を飲むときに、おっぱいを押して刺激する名残といわれています。野生の猫は成猫になるとしなくなりますが、飼い猫は成長しても子猫気分なので、甘えモードになるとすることがあります。

何か知りたい!「ちょいちょい」

キジトラ猫のふくちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
少し距離をとって片方の前足を伸ばし、手先だけチョイチョイとおもちゃなどに触れるしぐさ「ちょいちょい」。

猫が前足でモノに触れるのは、本来、獲物を捕まえたときに生きているかを確認する行動といわれています。前足の肉球にはセンサーのような機能があるため、ちょいちょいと軽く触れることで、対象の温度や動きを感知することができるのです。

まぶしい!「目隠し」

サバトラのオニキスちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
寝ているときに、両前足で顔をすっぽりおおうポーズ「目隠し」。前足がクロスしていることもあります。

猫は本来薄明薄暮性の動物なので、暗闇でも狩りができるよう、ほんのわずかな光でも感じられる目をもっています。そのため、閉じていてもまぶしさを感じるときは、目元を前足で隠すことがあるのだそうです。

気分が高揚!「けりけり」

アメリカンショートヘアのうにちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
遊ぶときに四肢でぬいぐるみなどを捕まえて激しいキックをくりだす姿を見たことはありませんか? 猫のおもちゃに「けりぐるみ」というものもありますよね。

獲物を捕まえるとき、猫は暴れる獲物を前足で押さえ、後ろ足で蹴ってダメージを与えます。このしぐさが「けりけり」。飼い猫は獲物を仕留めたりはしませんが、飼い猫にとっての“狩り”である遊びの真っ最中に見られやすいのだとか。とても興奮している状態です。

猫のかわいらしいしぐさの数々には、猫ならではの習性から素朴な気持ちまで、いろいろなことが隠されています。今回ご紹介した内容も参考にして、猫のしぐさからその気持ちや目的を読み取り、よりスムーズにコミュニケーションがとれるようにしたいですね。
参考/「ねこのきもち」2020年6月号『15のしぐさに秘められたねこのきもち』(監修:獣医師 獣医行動診療科認定医 菊池亜都子先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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