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神秘的な伝説も!長く美しい被毛が魅力の大型猫種「バーマン」

ふさふさの長い被毛と、サファイアブルーに輝く瞳が魅力的なバーマン。「ビルマの聖なる猫」と呼ばれるほど神聖視されている猫で、近年はアメリカなどでも人気が高まっています。今回は、バーマンのルーツや性格、見た目の特徴などについてご紹介します。

ビルマ寺院の聖職者と紐づけられる神聖な猫

ぼーっとしているバーマン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
バーマンはミャンマーが原産の猫種で、旧国名・ビルマ(Burma)からその名がつけられました。ビルマ寺院で尊敬されていた僧侶の魂が宿り、被毛と瞳の色が変わったという伝説から、神聖な猫として保護・信仰されています。

1919年にフランスに運ばれて繁殖が進められ、1925年には猫種として公認されています。第2次世界大戦中には一度、フランスのバーマンが全滅の危機にさらされたものの、外国からの輸入によって繁殖が再開・存続。後にイギリス、アメリカのCFAでも猫種として公認されました。

長く・がっしりとした体型が特徴

顔をのぞかせるバーマン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
大型のサブスタンシャルに分類されるバーマンは、しっぽとボディのバランスがとれた、長くがっしりとした体型が特徴です。ポイントカラーで色がついた淡いクリーム色の被毛と、まん丸としたサファイアブルーの瞳が愛らしい印象も与えます。

ショーの審査でも重要視される「白いグローブ」

体格以外に特筆すべきバーマンの特徴といえば、「白いグローブ」。四肢の先が白く被われていることからそう呼ばれており、キャットショーでも全体の20%がこの部位の審査で占められているほど、重要視されているのだとか。

ちなみに、前足はつま先から第2・第3関節上まで、白く左右対称に被われているのが望ましいとされているようです。

子どもがいる家庭でも飼いやすい穏やかな性格

土鍋に入っているバーマン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
バーマンは、僧侶のように心のバランスが取れているといわれるほど、優しく穏やかな性格をしています。飼い主さんにも忠実で辛抱強さも兼ね備えているので、子どもがいる家庭でも飼いやすいとわれています。

また、人なつっこい一面もあるので、一緒にいる時間やスキンシップの時間を長く積極的にとれる人が向いているでしょう。飼う場合は、お気に入りのおもちゃで遊んであげたり、立体的に上下運動をできるように、猫タワーなどを設置したりしてあげましょう。
美しさと愛らしさを兼ね備えた見た目と、穏やかな気質が魅力のバーマン。もし家族に迎え入れることになったら、情報収集や飼育環境の整備をしっかり行い、そのコの性格に合わせたコミュニケーションをとってあげてくださいね。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『バーマンの特徴と性格・飼い方・価格相場など|猫図鑑』(監修:CFAオールブリード国際審査員 サンフラワーキャットクラブセクレタリー ヤマザキ動物専門学校 高野八重子先生)
文/pigeon
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※猫の体格や性格には個体差があります。
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