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愛に大きさは関係ない! 猫と馬の意外な関係

目撃情報多数! 馬のいるところに猫もあり

群れずにマイペースで、“我が道を行く”タイプと思われがちな猫。実は種族を超えて、ほかの動物とも意外に仲良しなのをご存じですか? その中でも、面白い組み合わせなのが、猫と馬。体格差を乗り超えた仲良し関係の秘密を探ってみましょう。

猫と馬には意外な共通点がある!?

猫はもちろん、馬も好きな筆者は、乗馬クラブや馬牧場を訪れることがたびたびあります。そこには必ずと言っていいほど、猫の姿があります。

例えば、馬牧場。ゴロゴロ、ノビノビ〜とひなたぼっこしながらくつろぐ猫を、ブルブルブル…と鼻を鳴らして厩舎から「こっちにおいで〜、遊ぼうよ〜」と馬がじれったそうに呼んでいました。

例えば、乗馬クラブ。これから馬場に出ようとする馬の列の一番前、まるで先導するように猫が大いばりで歩いていました。後ろ足で蹴り上げられないように、決して馬の後ろに回らない猫の賢さにも感心です。

猫が馬に寄ってくるのか、馬が猫を呼ぶのか。実は、意外な共通点が、猫と馬を大の仲良しにしていたのです。

大きな音が苦手・スリスリが大好き、猫と馬のかわいい共通点

かたや、肉食動物で単独行動をする猫。かたや、草食動物で群れで行動する馬。体格差も大きく、一見、共通点がまったくないようですが、「好きなもの」と「嫌いなもの」が一緒です。

馬は繊細な動物で、とても怖がりでビビリ屋さん。大きな音が大の苦手で、乗馬クラブや馬牧場には「ドアの開け閉め、階段の上り下りはお静かに」といった張り紙を見かけます。

競馬のレースで、耳カバーをした馬を見たことはありませんか? 歓声やスタートの合図にさえ驚いて、パニックになり暴れてしまうからです。

大きな音が苦手なのは猫も同じ。馬のそばにいれば、大きな音を出したり、大声を出す人は近づきません。こういった静かな環境に猫も心底リラックスでき、ついつい馬のそばに居ついてしまうのでしょう。

また、群れで行動しないけれど、体をくっつけたり、スリスリするのが大好きな猫。馬も同じで、馬や人間に額や鼻面をこすりつけたり、ブラシでのマッサージをねだったりします。

ボディタッチが大好きな猫と馬は、かなりの体格差を乗り越え、鼻や体をスリスリし合って愛情を確認します。冬場には、ポカポカあったかい馬の背中で寝てしまうツワモノ猫もいるほどです。

猫と馬の種族を乗り越えた仲良しぶりは、見ているだけでほのぼのと心が癒されます。もし、馬牧場や乗馬クラブを訪れる機会があれば、猫の姿を探してみてください。猫と馬の心が温かくなるシーンに出会えるかもしれません。

文/ヤマモト トモミ
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