猫が好き
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あっという間だった猫の育児の日々。保護した子猫は生後6日の2匹『想像以上に小さかった』
「想像していたよりも小さい2匹を見て、愛おしいという気持ちと同時に、絶対に死なせてはいけないと、責任感が芽生えました」

こう話すのは、Instagramユーザーの@chiimomorickyさん。愛猫・ノイくん(♂/取材当時1才)とノアちゃん(♀/取材当時1才)は、保護猫でした。出会った頃の2匹はまだ目も開いておらず、手のひらサイズだったといいます。
子猫を家族に迎えたいと思っていたときに、保護された2匹のことを知った
「子猫を家族に迎えたい」と定期的に里親募集サイトを見ていたものの、なかなか良いご縁に恵まれなかったと話す飼い主さん。
そんなある日、「生後5日の野良猫3匹の新しい家族を探している」という情報を目にし、翌日に保護主さんのもとに会いに行こうと決意します。
実際に子猫たちに会うと、まだ目も開いていない状態でした。手のひらサイズの大きさで、体重は150gほどしかなかったといいます。
飼い主さん:
「子猫たちは想像していたよりも小さくて驚きました。家に先住猫はいますが、子猫から育てるのは初めてのことなので、育てられるかどうか正直不安もありましたが、『このコたちを絶対に死なせてはいけない』という気持ちのほうが強くて。家族に迎えることを決めました」
3匹のうち2匹を引き取ることを決め、子猫に「ノイ」「ノア」と名づけたそうです。
初めての子猫の育児を経験
生後6日のノイくんとノアちゃんを迎え、飼い主さんご家族は初めての子猫の育児を経験しました。3、4時間おきにミルクを飲ませるために、リビングに隣接している部屋に布団を敷いて過ごし、お世話に奮闘——そんな生活が2カ月ほど続いたそうです。
2匹の排泄のケアなど大変に思うこともあったそうですが、少しずつ成長していく2匹の姿を見ることが、毎日の喜びだったといいます。
飼い主さん:
「目が開いたり、自分でトイレができるようになったり、ミルクから離乳食へ切り替わったり——すべてが初めての経験でしたが、振り返ってみれば子猫時代はあっという間の日々でした」
ノイくんとノアちゃんは、飼い主さんご家族の愛情をたくさん感じながら、すくすくと大きくなっていきました。
2匹が家族になり、さらに猫中心の生活に

人なつっこい性格の愛されキャラで、かなりやんちゃなコだというノイくん。穏やかな性格で大の甘えん坊、ごはんのときなどに控えめに鳴いてアピールする姿が愛らしいノアちゃん。
2匹は本当に仲が良く、キャットタワーでギュッと密着しながらくつろいでいたりと、毎日微笑ましい姿を見せてくれるのだそうです。

飼い主さんの家にはノイくん、ノアちゃんのほかに2匹の猫がおり、現在は4匹の多頭飼い。みんなとても仲が良く、くっついて「猫団子」している光景もよく見られるのだとか。
4匹の猫たちとの暮らしについて、「家族の話題は、毎日猫たちのこと」と話す飼い主さん。日々の猫たちの様子や撮った写真を共有し合ったりと、ご家族の生活は常に猫中心となっているようです。
ノイくん、ノアちゃんと家族になれて本当によかったと話す飼い主さん。最後に、4匹の猫たちへの思いを、このように話してくれました。
飼い主さん:
「とにかく、毎日快適に元気に過ごしてほしいです。猫たちのおかげで日々の生活が楽しく、猫たちの行動を見て笑顔になって、日々とても癒されています。
『うちの家族になって幸せだった』と思ってもらえるように、猫たちの猫生が素敵なものとなるように、これからも一緒に過ごしていきたいです」
写真提供・取材協力/Instagram(@chiimomorickyさん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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