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猫"だからこそ"教えられる!『猫が我が子に教えてくれたこと』 生まれたときから猫と家族だった親子の話
生まれたときから猫がいる環境で育った@rie_mrmtさんの息子たいくん。先住猫のザクロくん、のちに迎えられたコスモスくんと目に見えない絆を育み、猫の家族から大切な気持ちを学んでいるのでした。
生まれたときから猫は家族だった
ザクロくんとたいくんは、2017年に発売された「ザクロとたい」という写真集のモデルです。
たいくんが生まれる数年前からこの家で暮らすザクロくんは、たいくんにとってお兄ちゃん的存在。そして、ザクロくんの背中を見て成長したたいくんにとって、猫は大切な家族なのです。
そんな仲睦まじい様子が微笑ましかったのですが、2018年にザクロくんが永眠。その後、預かりボランティア活動を通してコスモスくんが家へやってくることになりました。
たいくんが生まれる数年前からこの家で暮らすザクロくんは、たいくんにとってお兄ちゃん的存在。そして、ザクロくんの背中を見て成長したたいくんにとって、猫は大切な家族なのです。
そんな仲睦まじい様子が微笑ましかったのですが、2018年にザクロくんが永眠。その後、預かりボランティア活動を通してコスモスくんが家へやってくることになりました。
気持ちに素直になって……
当初は体重が800gくらいまで増え、ドライフードだけで過ごせるようになるまでお世話をする予定で預かったコスモスくん。しかし、たいくんのこれ以上猫を失いたくない気持ちと、ボランティア活動を全うしなければという気持ちの間で、家族は悩みを抱えます。
そんなことは知らずに、たいくんに心を開くコスモスくん。そして……
離乳期の食事の変化によるお腹の不調でなかなかセンターへ返せる状態にならないこと、コスモスくんが家族に懐いていることを考慮して、このまま家へ迎えることが許可されたのです。
そんなことは知らずに、たいくんに心を開くコスモスくん。そして……
離乳期の食事の変化によるお腹の不調でなかなかセンターへ返せる状態にならないこと、コスモスくんが家族に懐いていることを考慮して、このまま家へ迎えることが許可されたのです。
小学生になったいま
――あれから約3年半の月日が経ち、たいくんとコスモスくんは見えない絆を育んでいました。
@rie_mrmtさん:
「息子が小学校にあがってからは頻繁にお友達が遊びに来るようになりました。来客に対してフレンドリーに接するコスモスですが、寝ているときに撫でられると、たいの手ではそのまま気持ち良さそうに寝続けるのですが、お友達の手だとパッと目を覚ますことがあります。
誰が撫でているか目で見ているわけではないのに、たいの手は受け入れるような様子を見て、わかるんだなぁと感心していました」
――また、小さな頃と違い、たいくんはこんな気遣いができるようになっています。
@rie_mrmtさん:
「動物と暮らしたことのないお友達が来るとコスモスの撫で方を教えたり、こういうことをすると怖がっちゃうから気をつけてねといった注意をしたりして、コスモスに余計なストレスがかからないように気をつけてくれます。
何気ない日常の中の小さなことですが、お互いに大事に思ってくれている様子がわかり嬉しく思います」
――思いやりの心も育まれていたのですね。
@rie_mrmtさん:
「息子が小学校にあがってからは頻繁にお友達が遊びに来るようになりました。来客に対してフレンドリーに接するコスモスですが、寝ているときに撫でられると、たいの手ではそのまま気持ち良さそうに寝続けるのですが、お友達の手だとパッと目を覚ますことがあります。
誰が撫でているか目で見ているわけではないのに、たいの手は受け入れるような様子を見て、わかるんだなぁと感心していました」
――また、小さな頃と違い、たいくんはこんな気遣いができるようになっています。
@rie_mrmtさん:
「動物と暮らしたことのないお友達が来るとコスモスの撫で方を教えたり、こういうことをすると怖がっちゃうから気をつけてねといった注意をしたりして、コスモスに余計なストレスがかからないように気をつけてくれます。
何気ない日常の中の小さなことですが、お互いに大事に思ってくれている様子がわかり嬉しく思います」
――思いやりの心も育まれていたのですね。
猫だから教えられること
――絆や思いやりの心以外にも、猫から教わることはあります。
@rie_mrmtさん:
「もともとマイペースな性格なのでしょうが、『ひとはひと、ぼくはぼく』という考え方がしっかりあると思います。種を超えて猫と絆を深めてきた息子には、『誰かと比べてどう』とか『みんなと一緒じゃなきゃだめだ』とか、そういう考え方が全くないのです。
『自分は自分』で受け入れ、大切にできる。猫らしい生き方・感じ方だと思いますし、これからもそのままでいてほしいと思っています」
――たいくんとコスモスくんの今後には、こんなことを望んでいます。
@rie_mrmtさん:
「コスモスもそれなりに大人な猫になってきましたし、たいも家で家族と過ごす時間がどんどん少なくなってきています。一緒にまったりする時間は減っていくでしょうし、それが自然だと思いますが、いつまでもお互いが安心できる存在でいてほしいと願っています」
――たいくんとコスモスくんの間には、しっかりとした絆が育まれているので大丈夫でしょう。
@rie_mrmtさん:
「もともとマイペースな性格なのでしょうが、『ひとはひと、ぼくはぼく』という考え方がしっかりあると思います。種を超えて猫と絆を深めてきた息子には、『誰かと比べてどう』とか『みんなと一緒じゃなきゃだめだ』とか、そういう考え方が全くないのです。
『自分は自分』で受け入れ、大切にできる。猫らしい生き方・感じ方だと思いますし、これからもそのままでいてほしいと思っています」
――たいくんとコスモスくんの今後には、こんなことを望んでいます。
@rie_mrmtさん:
「コスモスもそれなりに大人な猫になってきましたし、たいも家で家族と過ごす時間がどんどん少なくなってきています。一緒にまったりする時間は減っていくでしょうし、それが自然だと思いますが、いつまでもお互いが安心できる存在でいてほしいと願っています」
――たいくんとコスモスくんの間には、しっかりとした絆が育まれているので大丈夫でしょう。
種を超えた相手や、ありのままの自分を受け入れる心は、誰にでも育めるものではありません。猫の家族だからこそ、教えられることがあったのでしょう。
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