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『猫を家族に迎えてみようか』夫からの提案に心身ともにつらかったのが一転!保護猫兄妹との『丁寧な暮らし』

心身ともにつらい時期を過ごしていた頃に、保護猫について知ることに。

おかかくん・はらみちゃんと飼い主さんご夫婦の出会いは、2021年2月のことでした。共働きのご夫婦は毎日仕事で忙しく、時間に追われる日々を過ごしていたそうです。
当時、心身ともにつらい時期を過ごしていたという飼い主さんは、体を壊してしまい半年ほど休職することに。回復して復帰に向かっていた頃に、ご主人からある提案をされたのでした。

「夫から『猫を家族に迎えてみようか』と提案されたんです。私は昔、実家で猫と犬と暮らした経験があり、『いつかは家族に迎えたい』と思っていたので、夫の言葉がとても嬉しかったです。でも、動物を飼う責任の重さや亡くなったときの喪失感も経験していたので、どうするかすごく悩みました」
飼い主さん:
「毎日毎日、こんなに多くの保護される動物がいることにとても驚きました。コロナ禍でペットを飼う人が増えたけれど、『思っていた以上に鳴き声がすごい、しつけできない』などの身勝手な理由でペットを捨てる数も増えたらしいと知り、ショックを受けました」
「迎えるなら1匹」と思っていたけれど、保護経緯を聞いて気持ちに変化が

お見合い当初は「おっとりしていて人なつっこかったおかかか、別の黒猫ちゃんのどちらか1匹を引き取りたい」と考えていたご夫婦ですが、もう1匹気になるコがいたそう。そのコがはらみちゃんでした。

「お見合いした日の帰り道、夫と『おかかを家族に迎えようか』と話していたのですが、お見合い部屋の隅っこで小さくうずくまってこちらを警戒していた、はらみのことも気になっていました。
保護主さんに聞くと、はらみは最後まで母猫のそばから離れずに、一番最後に保護できたコだったそうです」
その後、1週間のトライアルを経て正式に家族となったのでした。
2匹を家族に迎え、「丁寧な暮らし」を送るように
2匹の関係性は、兄のおかかくんが何かし始めると、妹のはらみちゃんがその真似をすることが多いといいます。
たとえば、おかかくんが気持ちよさそうに寝ていると、はらみちゃんがその場所を奪いに行き、おかかくんが譲る、というパターンなのだとか。

飼い主さん:
「仕事ばかりだった日々から、自分の時間や猫たちと一緒に楽しめる時間をもてるようになったりと、丁寧な暮らしを送れるようになりました。
私自身は、おかかとはらみを迎えてから職場復帰ができるほど回復し、猫たちと過ごす毎日がとても楽しく、ストレスが随分減ったように思います。そして現在、妊娠もしており、周りから『福猫だね!』と言われるくらい、私の人生は激変しました」
飼い主さん:
「今年は子も生まれるので、3人と2匹のまた新しい家族の形になります。環境が変わることでおかかとはらみは戸惑うかもしれませんが、2匹のケアをしっかりとしながら快適に暮らせるようにしてあげたいです。
そして毎日しっかり遊んで、食べて。『我が家にきてよかったな』と思ってもらえるように、これからも2匹と過ごしていきたいと思います」
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