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猫パンチで負わされた傷は、飼い主にとっては愛おしい痕【連載】交通事故にあった猫を拾いました#106

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。

そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

たまちゃんのパンチはご愛嬌

この連載を読んでくださっている方はご存知かと思いますが、おかーさんは良くたまちゃんにやられます。(言い方)

たまちゃんに仕える下僕として5年が経とうとしていますが、いまだに派手に猫パンチを喰らうことがあるのです。

私はそれを“ご愛嬌“と呼んでいます。

瀕死状態だったあの頃に比べると、素早いパンチが打てることは良いことであると!!(もはや洗脳)
そして、そんな生活をしていると、良く言われることが…

その傷どうしたの??身に覚えのない傷が腕に…

そんなたまちゃんの高速左ストレートパンチを受けた時は、怪我をしても、誰かに言われるまで気づかないときも。

もはや漫画の世界ですよ。
刀で切られたのに、その太刀捌きの素早さ故に切られたことにも気づかない…みたいな。(笑)

ある日、怪我をしていたはずの息子に気付かされる衝撃の事実

もうすぐ小学4年生になる長男、けーくんは未だにしょっちゅう転んでは膝を擦りむいたり、肘を怪我したり、生傷が絶えません。
それもまあ、元気な証拠だから良し!!!!

でも、あることに気づいてしまったんです。
あれちょっと待って…けーくんの傷、治るの異常に早くないか??

あれもしかしてもしかすると…けーくんが治りが早いのではなくて…

おかーさんの傷の治りが異様に遅いのか…??

年を重ねるたびに、遅くなっていく傷の再生…

かさぶた通り越して、色素沈着してしまっている手の傷跡たち。

歳はとりたくないものです。

でも、悪い気はしないのよ

外出先で、傷あと見たらちょっと嬉しくなりません??

「も〜〜!あいつめ〜〜」なんて(///▽///)笑

それを友人に話ししたら引いてました⭐︎何故かな⭐︎⭐︎笑

登場人物・登場犬猫

ねこのきもちWEB MAGAZINE/連載「交通事故にあった猫を拾いました」

tamtam プロフィール

動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111
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