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衰弱していたところを保護された子猫 新しい家族に迎えられて4年が経過、たくさんの幸せを運んでくれる存在に

愛猫との出会いのエピソードは、飼い主さんによってさまざま。家族になったときのことを振り返ると、いろいろな思いがこみ上げてくるのではないでしょうか。
エビのけりぐるみを抱えるななちゃん
家族に迎えて1週間が経過した頃のななちゃん
@kiji1674
今回紹介するのは、Instagramユーザー@kiji1674さんの愛猫・ななちゃん(取材当時4才)。飼い主さんご夫婦は、保護猫だったななちゃんと4年前に出会い、ご縁があって家族になりました。

ななちゃんとの出会いを振り返ると、「私たちのところに来てくれてありがとう。たくさんの幸せをありがとう」と、感謝の気持ちでいっぱいになるといいます。
見つめるななちゃん
現在のななちゃん
@kiji1674
現在飼い主さんご家族のもとで穏やかな日々を過ごしているななちゃんですが、どのような出会いだったのでしょうか。ねこのきもちWEB MAGAZINEは、飼い主さんに詳しくお話を聞きました。

ななちゃんとの出会い

家族に迎えた日のななちゃん
家族に迎えた日のななちゃん
@kiji1674
ななちゃんは、飼い主さんのご主人の知人宅の納屋で産まれたコでした。そのお宅のご夫婦が生後間もない3匹の子猫を見つけたそうですが、発見したときには残念ながら2匹はすでに亡くなっていたのだそうです。

近くに母猫はいなかったため、ご夫婦は衰弱していた子猫をすぐに保護することに。しかし、事情があって家で子猫を飼うことができず、新しい飼い主さんを探していたといいます。
飼い主さん:
「ご夫婦ともに猫が大好きだったのですが、家には先住の柴犬がいたことや、マンションに引越し予定だったことなどから、子猫を新たに迎えることが難しかったようです。

子猫を引き取ってくれる人がいないか知り合いにLINEで写真を送っていたそうで、それが主人にも届きました」
寝転がるななちゃん
家族に迎えた日のななちゃん
@kiji1674
子猫の写真とメッセージを受け取った飼い主さんご夫婦でしたが、共働きで日中は家を留守にすることなどから、子猫を迎えるのは難しいのではないかと、とても悩んだのだそう。

しかし、「子猫の居場所を作ってあげたい」という気持ちのほうが強く、お迎えする決意をしたといいます。
飼い主さん:
「隣できょうだい2匹は亡くなっていたため、保護があと少し遅かったら…そう考えただけで涙が出てきました。夫婦でたくさん話し合い、夫婦ともに猫アレルギーの検査も受けて陰性を確認し、子猫を迎える決断をしたんです」
命の恩人のご夫婦が飼っていた柴犬の名前が「はちくん」だったこともあり、「このコははちくんの妹で『なな』にしよう」と名前が決まり、正式に家族になったのでした。

ななちゃんの存在の大きさを実感する出来事が

眠るななちゃん
家族に迎えた日のななちゃん
@kiji1674
飼い主さんご夫婦の家に迎えられたななちゃん。とても食欲旺盛で、すぐに元気な姿を見せてくれるようになったのだとか。

体も丈夫で、まったく心配をかけないおりこうさんだったようですが、飼い主さんは「一度だけとても心配した出来事があった」と、当時を振り返ります。
飼い主さん:
「ななは自動給餌器からごはんが出た瞬間に走って行って、瞬時に平らげるほど食いしん坊なコです。でもある日、たまたま昼休みに自動給餌器のカメラで様子を見ると、ごはんをまったく食べていないことがあって。

給餌器のマイクで呼んでも反応がなく、心配なまま昼休みが終わってしまったことがありました」
まったりするななちゃん
家族に迎えて1週間が経過した頃のななちゃん
@kiji1674
飼い主さん:
「『こんなことは絶対にありえない』と主人に連絡してみると、主人が仕事を抜けて様子を見に帰ってくれることになったんです。すると、ななは羽毛布団の中でお昼寝をしており、どうやら気持ち良すぎて起きられなかったようでした(笑)

今となっては笑い話ですが、本当に心配した出来事で、改めてななの存在の大きさを実感した出来事でもありましたね」

ななちゃんは、大切な家族の一員に

お風呂中のご主人が出てくるのをじっと待つななちゃん
お風呂中のご主人が出てくるのを、ドアの前でじっと待つななちゃん。
@kiji1674
ツンデレな性格のななちゃんは、抱っこが大嫌いだったり、膝にも乗ってくれなかったりと、普段はツンツンしているそう。しかし、ご夫婦が別の部屋にいると、ななちゃんは「にゃーにゃー」と鳴きながら閉まっているドアに体当たりしてくるのだとか。

ななちゃんのそのような姿を見ると、飼い主さんは「ツンツンしているのに、私たちがいないと寂しいんだなぁと、愛おしくなる」といいます。
ホットカーペットが気持ちよくてとろける、ななちゃん
@kiji1674
ツンデレな性格が魅力でもあるななちゃんと、楽しい毎日を過ごしている飼い主さんご夫婦。出会いを振り返り、ななちゃんに対してどのようなことを思うのか、飼い主さんに今の気持ちを聞きました。
飼い主さん:
「じつは、私はもともと猫が苦手で、まさか自分が猫を飼うことになるなんて思いもしませんでした。でも今は、このコのいない生活は考えられないです」
見つめるななちゃん
@kiji1674
飼い主さん:
「ななは大切な家族の一員です。母猫とは離れ離れになってしまったので、これからも母猫の代わりに私たちがたくさん愛情を注いで、幸せに過ごしてもらえればいいなと思っています」
写真提供・取材協力/Instagram(@kiji1674さん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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