猫が好き
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衰弱していたところを保護された子猫 新しい家族に迎えられて4年が経過、たくさんの幸せを運んでくれる存在に
ななちゃんとの出会いを振り返ると、「私たちのところに来てくれてありがとう。たくさんの幸せをありがとう」と、感謝の気持ちでいっぱいになるといいます。
ななちゃんとの出会い
近くに母猫はいなかったため、ご夫婦は衰弱していた子猫をすぐに保護することに。しかし、事情があって家で子猫を飼うことができず、新しい飼い主さんを探していたといいます。
「ご夫婦ともに猫が大好きだったのですが、家には先住の柴犬がいたことや、マンションに引越し予定だったことなどから、子猫を新たに迎えることが難しかったようです。
子猫を引き取ってくれる人がいないか知り合いにLINEで写真を送っていたそうで、それが主人にも届きました」
しかし、「子猫の居場所を作ってあげたい」という気持ちのほうが強く、お迎えする決意をしたといいます。
「隣できょうだい2匹は亡くなっていたため、保護があと少し遅かったら…そう考えただけで涙が出てきました。夫婦でたくさん話し合い、夫婦ともに猫アレルギーの検査も受けて陰性を確認し、子猫を迎える決断をしたんです」
ななちゃんの存在の大きさを実感する出来事が
体も丈夫で、まったく心配をかけないおりこうさんだったようですが、飼い主さんは「一度だけとても心配した出来事があった」と、当時を振り返ります。
「ななは自動給餌器からごはんが出た瞬間に走って行って、瞬時に平らげるほど食いしん坊なコです。でもある日、たまたま昼休みに自動給餌器のカメラで様子を見ると、ごはんをまったく食べていないことがあって。
給餌器のマイクで呼んでも反応がなく、心配なまま昼休みが終わってしまったことがありました」
「『こんなことは絶対にありえない』と主人に連絡してみると、主人が仕事を抜けて様子を見に帰ってくれることになったんです。すると、ななは羽毛布団の中でお昼寝をしており、どうやら気持ち良すぎて起きられなかったようでした(笑)
今となっては笑い話ですが、本当に心配した出来事で、改めてななの存在の大きさを実感した出来事でもありましたね」
ななちゃんは、大切な家族の一員に
ななちゃんのそのような姿を見ると、飼い主さんは「ツンツンしているのに、私たちがいないと寂しいんだなぁと、愛おしくなる」といいます。
「じつは、私はもともと猫が苦手で、まさか自分が猫を飼うことになるなんて思いもしませんでした。でも今は、このコのいない生活は考えられないです」
「ななは大切な家族の一員です。母猫とは離れ離れになってしまったので、これからも母猫の代わりに私たちがたくさん愛情を注いで、幸せに過ごしてもらえればいいなと思っています」
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