猫が好き
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飼い主の愛は猫には伝わりにくいもの?【連載】交通事故にあった猫を拾いました#108
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
たまちゃんが我が家に来て5年経って…
最近では割と撫でさせてくれるようになった気がするのです。
でも、事故でアゴを粉砕骨折したことのあるたまちゃんは口の開閉もあまり上手ではなく、毛繕いなんて恐ろしく下手っぴ…(ごめん)
だからこそ、毎日のブラッシングは手を抜けません!
けれども、ブラシ嫌いなたまちゃんとは、その時間が格闘だったりするのです。
そんなこともあって、たまちゃんはご飯の時以外、自分から触らせてくれることはありません。
そんなある日、目にした光景とは…
普通の飼い猫のように撫でられるタマちゃんと、当たり前のように撫でる長男…。
おかーさん、脳内パニックです。
一体、何が起きているというの!?
もしかして普通に触れるようになったの???
どうして!? こんなに献身的なのに…!!!
ブラシや爪切りや病院など、たまちゃんの嫌がることは、全ておかーさんがしてきたのに…!!!
嗚呼、それか!!!それが原因だったのか!!!!
RIFUJIN…!!!!!
セクハラも公認されているようなのですよ…(セクハラ言うな)
皆さん、これが理不尽というものですよ…
みんなの成長を見守ってやるぜ
登場人物・登場犬猫
tamtam プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111
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