こちらは、
漫画家・田中よーちんさん(@yochin_tanaka)の愛猫・ドツちゃん(取材当時16才)。
「どうしても抱っこしてほしい」気分だったドツちゃんは、このあとなんとも愛らしいアピールを見せたのです。
強めの催促が可愛い
田中さんを前足でちょんちょんと触って、「抱っこして」とアピールするドツちゃん。これだけでも十二分に可愛い光景ですが、ドツちゃんのアピールはまだ終わりません。
もう片方の前足も田中さんにちょんと乗せて、両前足で抱っこのおねだりをするのでした。ドツちゃんの姿からは「早く抱っこして〜!」という気持ちが伝わってきますね!
甘えん坊なドツちゃんの姿には、Twitterユーザーから「いくらでも、抱っこさせていただきますぅ」「これは断れないやつですね」「きゅんです」「これはアカン!反則的な可愛さだ!」などと、感想が寄せられています。
そんなドツちゃんについて、飼い主の田中よーちんさんに詳しいお話を聞きました。
抱っこの催促はよくあること
田中さんが仕事でパソコンに向かっていると、ドツちゃんは毎回前足でちょんちょん触ってきて、抱っこの催促をしてくるのだそう。
普段は片足のことが多いようですが、あの日は両前足で強めの催促をされたそうで、田中さんは「意地でも飼い主にかまってもらおうという強い意思を感じた」と、ドツちゃんの行動について話します。
日常でよく見られるというドツちゃんのアピールについて、田中さんはこう話していました。
田中さん:
「前足で器用にちょんちょんと触って飼い主を呼ぶので、『人間みたいだなぁ~』といつも感心してしまいます。
また、ドツはちょんちょんをする前に、飼い主の横に座ってジッと見つめて様子をうかがっているのですが、その姿が健気で可愛らしいですね」
ドツちゃんは「長い間苦楽を共に過ごしてきた相棒」
保護猫だったというドツちゃん。性格は気難しいそうですが、「16才のおばあちゃん猫になって、年々角が取れて丸くなってきたように思う」と、田中さんは話します。
イタズラをしたり走り回ったりする時間が減り、ドツちゃんは田中さんの膝の上でゴロゴロとリラックスして過ごすことが多くなってきたそう。ドツちゃんのそういう懐っこさが、とても可愛いといいます。
田中さんにとって、ドツちゃんはどのような存在なのでしょうか。
田中さん:
「ドツの存在に励まされて頑張れたことがたくさんあります。ドツの里親(ママ)というよりは、16年という長い間苦楽を共に過ごしてきた相棒だと思っています」
写真提供・取材協力/田中よーちんさん(
@yochin_tanaka)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ