今回紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@roko_kuronekoさんの愛猫・ロコくん(写真撮影時は生後1カ月ほど)。飼い主さんにお話を聞くと、ロコくんは飼い主さんが保護したコなのだそうです。
2021年5月のある日、畑のそばで1匹でいる子猫を見かけた飼い主さん。一度はその場を離れるも、心配になって子猫がいた場所に戻ると、近くの用水路に落ちていたといいます。周辺に親猫の姿はなかったため、飼い主さんは保護して動物病院に連れて行き、そのまま家族に迎えることにしたのでした。
2年が経過すると…
それから約2年の時が経った現在、保護当時は小さくてあどけなかったロコくんはこんなにも立派に成長! シュッとした姿がカッコいい男のコになっていました。
用水路で運命の出会いをした飼い主さんとロコくん。ねこのきもちWEB MAGAZINEは、飼い主さんに詳しいお話をうかがいました。
ロコくんはどんなコ?
とても賢くて甘えん坊な性格のロコくん。保護したその日には飼い主さんに甘えてきて、トイレも2日でおぼえ、飼い主さんが挨拶をしたり話しかけたりすると返事をしてくれたそうです。
そんなロコくんの行動を見て、「自分のことを人だと思ってるのかも…」と感じることもあるのだとか。
ロコくんはイタズラをあまりしないため、飼い主さんは大変なことはなかったそうですが、印象的だった可愛いイタズラがあったといいます。
飼い主さん:
「ロコが小さい頃の話です。ロコは隣の部屋で寝てる私の母に会いたかったのか、部屋の仕切りの襖に穴を開けて侵入してたのはビックリでした。可愛いイタズラですよね♪」
野良猫の前で見せた姿に優しさを感じたことが
ロコくんの成長について、「成長…してるのかな…ずっと甘えん坊な赤ちゃんのままです」と話す飼い主さんですが、あるときロコくんの「優しさ」を感じた出来事があったそうです。
飼い主さん:
「窓を開けてたら、窓越しにロコと野良猫が向かい合ってたことがあったんです。そのとき、野良ちゃんは威嚇する声を出してたんですけど、ロコはずっと優しい声で鳴いてて、『ロコは優しいコだね』と思いました。まあ、家族には容赦ないんですけども(笑)」
危険な状況にいたところを飼い主さんに保護してもらい、健やかに成長しているロコくん。これからも家族にたくさん甘えながら、幸せに暮らしてほしいですね!
写真提供・取材協力/
@roko_kuronekoさん/X(旧Twitter)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/二宮ねこむ