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保護した2日目に無防備な寝姿を見せた子猫→5才の現在、「モフモフな見た目とふわふわな毛並み」が魅力のコに成長!

子猫を保護してから5年後、可愛い成長ぶりにほっこり!
保護翌日に撮影した生後推定3カ月ごろのこじろーくん
保護翌日に撮影した生後推定3カ月ごろのこじろーくん。
@Kojirou20200722
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@Kojirou20200722さんの愛猫・こじろーくん(取材当時、推定5才)のエピソード。

こじろーくんは、飼い主さんによって保護されたコでした。こちらの写真は保護した翌日に撮ったもので、当時の年齢は生後推定3カ月ほどだと思われたそう。スヤスヤと眠るこじろーくんに、飼い主さんは「猫ってこんなに体が曲がるの⁉」と驚いたといいます。

同時に、「安心して気持ちよさそうに眠る姿はとても可愛らしく、幸せな気持ちになりました」とも話しており、保護した2日目の無防備な寝姿に、思わずほっこりした瞬間だったそうです。
ちょこんと座る姿も可愛らしいこじろーくん(撮影時、生後推定3カ月)
ちょこんと座る姿も可愛らしいこじろーくん(撮影時、生後推定3カ月)。
@Kojirou20200722
月日は流れ、こじろーくんはおとなの猫に。現在5才になったこじろーくんは、どのように成長したのでしょうか。

保護から約5年後、現在のこじろーくんの姿は……

成長したこじろーくん
成長したこじろーくん。
@Kojirou20200722
現在のこじろーくんの姿がこちら。白くパヤパヤとした毛並みの子猫の姿から、モフモフな見た目と茶色くふわふわな毛並みが印象的なおとなの猫になりました。

ここまで立派に成長したこじろーくんですが、保護当時はとても弱っており、心配な状況のなかで保護されたのだそう。保護した当時の様子や現在のこじろーくんについて、飼い主さんに話を聞きました。

こじろーくんとの出会い

保護した当日、目やにで目が開けられない様子のこじろーくん
保護した当日、目やにで目が開けられない様子のこじろーくん。
@Kojirou20200722
飼い主さんとこじろーくんとの出会いは突然のことでした。ある夜のこと、飼い主さんが夕飯の支度をしていると、帰宅した夫から「家の外に子猫がいた」と聞いたのだそう。

猫も犬も好きだという飼い主さんは、「ちょっと見てくる」と夕飯作りを中断して家の外へ。「もういないかな?」と思いながらも周りを見渡すと、道路の脇に幼い子猫がいるのを目にします。その子猫が、こじろーくんでした。
飼い主さん:
「近づいてよく見てみると、子猫の左目は目やにで開いておらず、鼻も詰まっていたのか呼吸も苦しそうでした。家族に相談しようにも、少しだけと思って家を出たので、スマホがなく連絡できず。

子猫がいたその場所は車も人も通る狭い道。夜は土砂降りになる予報で、子猫は具合が悪そう。周囲には母猫もいない……。そのまま放置はできませんでした。

『ただいま! 連れてきちゃったー!』とこじろーを連れて帰宅すると、家族はビックリしていました」
生後4カ月ごろ、ヘソ天で眠るこじろーくん
生後4カ月ごろ、ヘソ天で眠るこじろーくん。
@Kojirou20200722
夫は幼いころたくさんの猫と暮らしていたといい、今でも猫が大好きなのだそう。

突然やってきたこじろーくんにも慣れた手つきで次々と準備を進め、こじろーくんが入る段ボールを用意したり、こじろーくんが食べられそうなゴハンを買いに走ったり、翌日には動物病院へ連れて行ったり、大活躍だったといいます。
飼い主さんの夫の膝の上でくつろぐこじろーくん(撮影時、生後推定6カ月)
飼い主さんの夫の膝の上でくつろぐこじろーくん(撮影時、生後推定6カ月)。
@Kojirou20200722
保護した当初は里親を探していた飼い主さん家族でしたが、夫は「このままうちのコになればいい」と毎日話すようになり、気持ちが揺らぐ様子が見られたようです。

飼い主さんはそのころから、こじろーくんと離れられなくなる予感があったそう。1カ月ほどの時間をかけて家族で何度も話し合った結果、正式にこじろーくんを家族に迎えることを決めたのでした。

こじろーくんって、どんなコ?

生後推定7カ月ごろのこじろーくん。徐々に白っぽさがなくなってきたころ
生後推定7カ月ごろのこじろーくん。徐々に白っぽさがなくなってきたころ。
@Kojirou20200722
飼い主さんいわく、こじろーくんの性格は「警戒心が強く臆病で、甘えん坊で、食いしん坊」。警戒心が強すぎるあまり、何もないところでも急にビックリして飛び跳ねていることもあるのだそう。その様子に、飼い主さんもつられてビックリしてしまうようです。

食いしん坊エピソードでは、「気に入らないと絶対に食べない」というこだわりの強い一面も。同じ“○○味”であってもメーカーごとの差で好き嫌いがあり、気に入らないと一口も食べないのだとか!
愛くるしい表情のこじろーくん
愛くるしい表情のこじろーくん。
@Kojirou20200722
そんなこじろーくんの魅力について、飼い主さんは「ふわふわな毛並みと甘えん坊なところ」だと話します。こじろーくんのふわふわな毛並みは、見た目どおりにとても気持ちがいいのだそう。

あるときから、飼い主さんが起きてすぐにこじろーくんにスリスリとうずくまったことをきっかけに、“猫吸い”が毎朝のルーティンに。こじろーくんは朝になると飼い主さんの枕元へ行き、「ほら吸いなよ」と言うかのように胸毛を差し出してくるようになったそうです。
舌をペロッと出すこじろーくん
舌をペロッと出すこじろーくん。
@Kojirou20200722
ほかにも、ふわふわな毛並みにまつわるこんなクスッとするエピソードが。

飼い主さん:
「こじろーが私の顔をまたいだときにも、私はおなかの毛をスリスリと堪能しました。するとこじろーは、毎日私の顔をまたぐようになったんです。

最近では、顔の上でピタリと止まりながら往復しています。まるで『おなかの毛を堪能して早くゴハンちょうだい!』と言っているみたいです。こうすれば起きてくれる、ゴハンをくれると学んでいて、賢いなぁと思います。

つい最近、こじろーが私の顔の上で止まるときに、いつもより体を低くしてきたことがありました。私はこじろーで顔を覆われ窒息しそうになり、それを見ていた主人が大笑いしていました(笑)」

子猫のころから大きく変わった見た目と、変わらない甘えん坊な姿が愛おしい

布団にもぐるこじろーくん
布団にもぐるこじろーくん。
@Kojirou20200722
子猫のころと比べ、見た目には大きな変化が見られたこじろーくん。貫禄ある体格へと立派に育ったこじろーくんに、飼い主さんは「こんなに大きくなるとは……! 白かった体も顔も、キレイに“焦げ”ました!(笑)」と話しています。

一方で、甘えん坊なところは子猫のころから変わらず、飼い主さんのことが大好きな姿が見られるようです。

飼い主さん:
「こじろーは1日に2回は私の上に乗ってくつろいでいます。乗ってきたら顔や首周りのマッサージをしたり、ブラッシングをしたり、一緒にテレビを見たり……。私が横向きで寝転がっていても乗ってくるので、こじろーのルーティンなのだと思います。

冬になると、私の布団に入ってきて一緒に寝ています。布団の中に入るときは『入れて』と言っているように布団をチョンチョンしてくるので、可愛いです」

こじろーくんへの思い

瞳が美しいこじろーくん
瞳が美しいこじろーくん。
@Kojirou20200722
こじろーくんに出会ってからSNSを使うようになったという飼い主さん。SNS上でたくさんの方々と繋がるようになり、今ではその方々の投稿や可愛い猫の写真を見て癒されているのだとか。

やりとりのなかで「こじろーくん、可愛いね」という言葉をかけてもらうこともあり、「こじろーがいなければこのような出会いはなかったので、感謝しています」とも話していました。
まったりくつろぐこじろーくん
まったりくつろぐこじろーくん。
@Kojirou20200722
あたたかい飼い主さんの家で、のびのびと暮らしているこじろーくん。飼い主さんはこじろーくんへ、今の思いをこう語っていました。

飼い主さん:
「こじろーはもうすぐ5才、秋には出会って丸5年になります。こじろーにとって私は、“母猫”であり“仲間”なのだと思います。私にとってのこじろーは、大切な家族です。甘えん坊で可愛くて、たまに喧嘩もして噛み付いてきたり朝は早くから起こされるけれど、この生活がずっと続いてほしいと思います。

5年前のあの日、こじろーに出会えて本当によかったです」
写真提供・取材協力/@Kojirou20200722さん/X(旧Twitter)
取材・文/山田リタ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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