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「こんなにリラックスしてくれるなんて!」せまい場所に挟まっていたところを保護された2匹の姉妹猫→3か月後、お昼寝大好きなコたちに成長した姿にほっこり
ひなたちゃんとこかげちゃんは、とてもせまい場所に姉妹一緒に挟まっていたところを保護されたそうです。ちょうどその頃に、愛猫家として有名なタレントの方の影響もあって保護猫のお迎えを考えていた飼い主さんは、猫のサイトで2匹の写真を見て、見学に応募したといいます。
その後、生後4カ月の頃に飼い主さんにお迎えされたひなたちゃんとこかげちゃん。約3カ月後、2匹はどのようなコたちに成長したのでしょうか?
大きく成長し、体重が約3倍に!
飼い主さん:
「ひなたは人懐っこく好奇心旺盛な猫ですが、こかげは警戒心が強く、人間が見ているとゴハンを食べないことがあったり、人が近づくと逃げてしまうようなコでした。保護団体様にも『こかげちゃんが懐いてくれるのは少し難しいかもしれない』と言われていたので、覚悟していましたが、リラックスした様子を見せてくれて嬉しくて思わず撮影しました。保護団体様にこの写真をお見せすると『こかげちゃんがこんなにリラックスしてくれるなんて!』と感動していました。
初めて2匹を見たとき、1kgもない子猫で、こんなに小さいコたちがこれから大きくなるイメージが持てず、『大丈夫かな?』と心配になりましたが、今ではすっかり大きくなって嬉しい限りです。命をあずかることなので、飼うかの判断はとても慎重に行いましたが、我が家にきてくれて本当によかった、ありがとうと思います」
さらに、ひなたちゃんとこかげちゃんの成長について、飼い主さんはこう話します。
飼い主さん:
「初めて出会ったときから体重比3倍ほど大きくなったので、ずっしり重く、嬉しい反面、突然上に乗られると『ぐぅ……!』と声が出てしまうほどになりました。
大きさ以外の見た目は、こかげの顔つきが優しく穏やかになったので、安心してくれたのかな、と思っています」
「行動面では、お迎えしてすぐの頃はゴハンにがっついて戻してしまうことが多く、様々な手を尽くして慌てて食べなくなるように苦労しましたが、現在は『今急いで食べなくてもまた時間が来ればゴハンがもらえる』と思ってくれたのか、吐き戻しがなくなりました。
その分、食の好みが出てきて、気に入らないものだと露骨に嫌そうな顔をするようになってしまい、“グルメ猫”になりました」
以前は人間を怖がっていたというひなたちゃんとこかげちゃんですが、今ではベッドに上がってお昼寝をしたり、飼い主さんとも一緒に寝てくれるようになったそうです。「幸せの重みとぬくもりを感じながら二度寝が止まりません」と飼い主さんはいいます。
ひなたちゃんとこかげちゃんってどんなコたち?
飼い主さん:
「人間の足元をうろうろして甘えたり、床に寝そべって“撫でろアピール”をしたり、新しいおもちゃや色々な遊びにも興味があり、一緒に遊んでくれます。
トイレの砂をかけ忘れたり、寝ている人間を踏むなどちょっと抜けているところもありますが、ひなたが率先して懐いてくれて、こかげとの架け橋になってくれたので、今の生活があると思います」
「ボールを投げてとってこいができるなど、犬っぽい部分があり、ときどき『本当に猫かしら?』と思うときもあります。悪いことより良いことが記憶に残りやすいタイプで、“ハクナ・マタタ的な思想”を持っています」
飼い主さん:
「こかげの賢さには日々驚かされることが多く、人間の言葉を理解しているのだと確信せざるを得ないことも多々あります。人間の体調にも敏感で、わたしが風邪を引いて高熱で寝込んでいると、そっと傍に近づいて添い寝してくれました。
ひなたのようにあまり分かりやすく甘えることはありませんが、ゴハンを食べたい場所が日々変わり、指定した場所にゴハンを持っていくと満足そうに食べるなど、わがままをきいてもらうことで愛情を感じるタイプのようです。はしゃいだりはしないクールな猫ですが、とても優しい猫です」
「幸せに生きていってほしい」
最後に、ひなたちゃんとこかげちゃんへの現在の思いを飼い主さんに伺いました。
飼い主さん:
「最初は、可哀想だという気持ちが大きく、守ってあげなければ、幸せにしてあげなければ、と思っていましたが、猫に愛情を注いだ分だけ猫が愛情を返してくれることで、人間の方が救われていました。
これからも、ぽかぽかのひなた、おだやかなこかげで、たくさん昼寝をして、美味しいゴハンをたくさん食べて、たくさん遊び、幸せに生きていってほしいです」
写真提供・取材協力/@hinakage0126さん/X(旧Twitter)
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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