猫が好き
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ひとりぼっちで鳴いていたところを保護された子猫 甘えん坊なコに成長した「7年後の姿」にほっこり
撮影当時、大福くんは飼い主さんと一緒にお昼寝をしていました。まだ暑い夏の時期だったといい、飼い主さんはアイスノンをタオルに包んで体を冷やしていたそうですが、いつの間にか大福くんに奪われてしまっていたのだとか。
タオルがひんやりして気持ちいいのか、大福くんはぐっすりと熟睡している様子だったそうです。
7年後には
「子猫の頃の大福は、いろいろな物を噛んで飲み込んでしまうようなことがありました。そのようなことがしばらく続き、ネットで調べてみたらウールサッキングの症状だろうと思われました。
1才を過ぎてもやめられず心配していましたが、2才頃には治まり安心したことを覚えています。子猫の頃よりはやんちゃな感じは減りましたが、甘えん坊な性格は変わりませんね」
大福くんとの出会い
ずっと鳴き続けていることが気になり、飼い主さんは声の出所を探すことにしたそうです。
「昔、家の裏手が少し小高い山のようになっており、擁壁がありました。その上にいるのかと思い、そちらも登って探しましたがいなくて。結局、家を一軒隔てた貸駐車場の奥に生えていた木の根元に子猫がいました。それが大福です。
『おいで』と声をかけると、大福はあっという間に私の手を伝って肩まで登ってきたため、保護することにしました」
甘えん坊な大福くん。飼い主さんのことを“母猫”と思っているよう?
飼い主さんが帰宅した気配を感じると、大福くんは外まで聞こえるほど大きな声で鳴くのだそう。飼い主さんが家の中に入ると床でゴロンゴロンと転がり、立っている飼い主さんの太ももに前足でフミフミをしながら「なでて」と要求してくるのだとか。
大福くんの普段の行動からも「大好き」という気持ちが伝わってくるそうですが、そのなかでも印象に残っている出来事があるといいます。
「いまは私は実家を出て大福と一緒に暮らしていますが、実家にいた頃に長期の休みを取って、ひとり旅に行っていたことがありました。そのときに家族が大福の面倒を見てくれていましたが、帰ってきたときに母から『最初の日はそんなでもなかったけど、2日目は探し回ってあちこち歩いてた。3日目は元気がなく、あまりごはんを食べなくなり心配した』という話を聞いたんです。
大福は、ほかの家族がいても私のことが大好きなのかなと。私のことを母親のように思っていてくれて、嬉しいですね」
これからも大切な家族として、たくさんの思い出を一緒に作っていってほしいですね。
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