紹介するのは、Instagramユーザー
@misatottochobiさんのエピソード。とある日、愛猫・ルアちゃん(撮影時1才)が、飼い主さんのもとに「あるもの」を運んでプレゼントしてくれたのだそう。そのアイテムを選んだ理由に、思わずキュンとしてしまうんです。
クッションをプレゼント?
飼い主さんが投稿していたこちらの動画には、大きなクッションをくわえてズルズルと引きずるルアちゃんの姿が! ルアちゃんはこのあと、飼い主さんの足元へとクッションを運び、“ドヤ顔”を披露していたそうです。
なんとも微笑ましいエピソードですが、ルアちゃんはなぜこのような行動を見せたのでしょうか。当時の出来事について、飼い主さんに話を聞きました。
ルアちゃんはなぜクッションを運んだ?
飼い主さんの家では、たまに「朝起きるとクッションの場所が移動している」ということがあるのだそう。飼い主さんは「なんでだろう?」と不思議に思っていたそうですが、この日ようやくルアちゃんがクッションを運ぶ姿を目撃したそうです。
「一生懸命運ぶ姿が可愛いな」と思うと同時に、「こんな大きいものも運べるの!」とビックリしたという飼い主さん。
ルアちゃんの行動の理由について、飼い主さんはこんなことを思ったそうです。
飼い主さん:
「ルアは、遊んでほしいオモチャをよく足元に持ってきて待っていることがありますが、大きなクッションを足元まで引きずって持ってきてくれたのは、このときが初めてでした。
部屋でのんびりしているときは、猫たちはクッション、私はソファで過ごしています。この日は、私がなかなかソファに座らず家の事をしていたので、『一緒にのんびりしようと持ってきたのかな?』と思いました。
それか『大きな獲物をとったよ!』と見せにきてくれたのかもしれませんが、ルアの可愛らしい行動を見て微笑ましい気持ちになりました」
その後も、ルアちゃんは飼い主さんが元の位置に戻したクッションを引きずって運んでいたといい、飼い主さんは思わず笑ってしまったそうです。
可愛らしい行動を見せていたルアちゃんですが、保護猫だったのだそう。飼い主さんは、保護猫姉妹のルアちゃん、ネロちゃんと出会い、家族に迎えました。どのような出会いだったのでしょうか。
保護猫だった黒猫姉妹との出会い
飼い主さんは、ルアちゃんとネロちゃんを迎える前にも猫と暮らしていました。長く一緒に過ごした愛猫が亡くなってしまい、悲しみと寂しさでいっぱいの日々を過ごしていたときに、「新しい家族を迎えようかな」と考えるように。
お迎えするコを探すなかで猫の里親募集サイトをのぞいたところ、2匹の募集情報を知り、実際に会ってみることにしたといいます。
飼い主さん:
「2匹は今までいろいろな方とお見合いしていたようですが、『姉妹2匹一緒に引き取れる方』がなかなかいなかったようで残っていました。
我が家は姉妹で引き取りたかったことと、会った瞬間から2匹はずっと夫から離れず、抱っこしても平気だったので、その日のうちに2匹を迎えることを決意し、連れて帰ったんです」
2匹はいつも一緒で、とっても仲良し!
実の姉妹の2匹は顔がよく似ていますが、性格はまったく違うとのこと。
ルアちゃんは好奇心旺盛で、誰にでもすぐ「遊ぼう」と寄っていくそうですが、ネロちゃんは慎重なタイプなのだそう。しかし、ものすごい甘えん坊だといい、常に飼い主さんにくっついてくる甘え上手なコでもあるのだとか。
そんな2匹は、いつも一緒にいるほどの大の仲良し。飼い主さんは仲良し姉妹の可愛らしい姿に、毎日癒されているそうです。
飼い主さん:
「2匹は人に対しても甘えん坊で、唸ることも怒ることも全然しないコたちです。家にいるときはずっとついてきて、遊ぶのもお昼寝もみんなで一緒にします。
2匹は保護猫ですが、『きっと里親募集をしていた方のところで、愛情を込めて育ててもらったんだろうな』と思います」
2匹は今日も仲良く、楽しく過ごしていることでしょうね!
写真提供・取材協力/
@misatottochobiさん/Instagram
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ