猫が好き
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小学校の倉庫内で産まれた子猫を保護→鳴かずミルクもうまく飲めない時期を乗り越え、もうすぐ2才に!

飼い主さん:
「私は小学校で勤務しているのですが、その勤務先にはノラ猫がよく出入りしていて、校内の倉庫で子猫を産んだことがわかりました。紋次郎はこのとき産まれた子猫のうちの1匹です。
産まれたばかりの子猫を保護したのは初めてでしたし、まだ寒さが残る時期だったので『とにかく早く温めてあげないと』という思いで、家まで連れて帰ったことを覚えています」
保護したばかりのときは元気に育つか心配だった

飼い主さん:
「最初はミルクもうまく飲めず、『これはもう弱って死んでしまうのかも』と心配しながら、2~3時間おきにミルクを作って飲ませるなどし、お世話をしていました。この時期はとにかくちゃんと元気に育つのか心配で、本当に一番大変だったと思います」
不安な時期を乗り越え成長した紋次郎くん

飼い主さん:
「子猫の頃は、私が移動すれば必ずついてくるし、目の前にいないと不安でさみしいのか、ずっと私が見えるところで遊ぶか寝るかしていました。留守番のときは、鳴きながら玄関までついてきて一緒に行こうとしたり、玄関で帰りを待ち続けたり……。
しかし、今ではちゃんと留守番もできるし、ずっとくっついていなくても遊んだり、お昼寝したりできるようになりました。きっと紋次郎は『ここは安全だしお母さんは絶対帰ってくる。ひとりぼっちにはならないから大丈夫』とわかったんだと思います」
紋次郎くんはもうすぐ推定2才に!

飼い主さん:
「性格は甘えん坊でやんちゃですが、優しくしっかり者な一面もあります。紋次郎が1才のときに里親としてもらってきた同居猫と毎日ドタバタ走り回って遊んだり、定期的に甘えにきて抱っこをせがんだり、元気いっぱいに過ごしています」

「実は、紋次郎を飼う前にも猫を4匹飼っていて、それぞれ老衰や病気で看取ってきたのですが、いまだにときどき思い出しては、『もっとできることがあったのではないか』と感じることも……。
なので今は、紋次郎たちが『この人が飼い主でよかった』と思ってくれるようにたっぷりと愛情を注いで、少しでも長く幸せな時間を過ごしていきたいと思います」
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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