生後推定4カ月ごろのコイモちゃん。パジャマ置き場で撮影。
@dorodangobonta
紹介するのは、
小熊香奈子(@dorodangobonta)さんがX(旧Twitter)に投稿した愛猫・コイモちゃん(取材時、推定7才)の成長ビフォーアフターです。
こちらの写真は、コイモちゃんが
生後推定4カ月ごろのもの。小熊さんがコイモちゃんを保護して1カ月ほどが経ち、家の暮らしにも慣れてきたタイミングで撮影したものだそうです。
当時のコイモちゃんはパジャマ置き場が大好きだったといい、「姿が見えないなぁ…」と思って探すといつもこの場所にいたのだとか。子猫らしいあどけない姿にキュンとしますね。
生後4〜5カ月ごろのコイモちゃん。お気に入りのパジャマ置き場でまったり!
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それから時が経ち、おとなになったコイモちゃんは……。
貫禄がスゴい
推定6才のころのコイモちゃん。
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こちらは、6年後に撮影したコイモちゃんです。コイモちゃんは小熊さんの夫に抱っこされるのがとくに大好きで、いつも満足そうに目を細めて“エアふみふみ”を始めるのだそう。
その様子が可愛くて撮影したところ、想像以上に「虚無」の表情を浮かべていたのだとか。
「ねこというのは子どもの時も大人も時も、どんな時でもかわいいものですね」
@dorodangobonta
「ねこというのは子どもの時も大人も時も、どんな時でもかわいいものですね」とのコメントとともに、コイモちゃんのビフォーアフター写真をXに投稿していた小熊さん。
コイモちゃんの成長について、あらためてこう話しています。
小熊さん:
「おとなになって、こんな何とも言えない人間らしい表情を見せてくれるなんて、キュルキュルとした子猫時代の顔からは想像もつかなかったです。
『人間と暮らすうちに猫も人間のような表情ができるようになるのかな』と、愛おしくなりました。私たちも幸せなときは表情が虚無になっているのかもしれません」
溝にいた小さな命との出会い
保護して間もないころのコイモちゃん。
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冒頭でも少し触れましたが、コイモちゃんは小熊さんが保護したコでした。2019年5月のある日、「溝に弱っている子猫がいる」と、友人から連絡をもらったのだそうです。
「もしかしたら親猫が迎えに来るかもしれない」と、友人としばらく様子を見守っていたものの、子猫の体力は徐々に落ちていき、親猫も現れなかったそう。
見かねた小熊さんは子猫の保護を決意。そのまま家族として迎え入れることになり、コイモちゃんとの暮らしが始まったそうです。
コイモちゃんはどんなコ?
生後半年ごろのコイモちゃん。
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子猫のころからずっとおっとり、のんびりした性格だというコイモちゃん。よく寝るコなようで、お気に入りの場所でお昼寝をするのが日課なのだとか。
おとなになったコイモちゃん。膝の上でまったり♪
@dorodangobonta
人見知りな一面もあり、お客さんなど家族以外の人を見ると一気に気配を消してしまうそうですが、家族の前ではとびきりの甘えん坊さんに!
膝に乗りたがったり、ナデナデをねだったりと、心をしっかり開いてくれているのだとか。そんな姿に、小熊さんは「とても信頼されている感じがして嬉しく思います」と話します。
小熊さん:
「最近はコイモがお膝をねだったらすぐにお膝、ナデナデをねだったらすぐにナデナデ……と、もうコイモに私たちがしつけられている感じです」
コイモちゃんへの思い
小熊さんはコイモちゃんをモデルに、日本画の画材を使用した作品制作をしているそう。「和の画材で猫を描くのはとても楽しいです」と、小熊さん。
@dorodangobonta
今年の春に推定7才を迎えたコイモちゃんは、小熊さんにとって「愛おしいかけがえのない存在」。これからの暮らしや思いをうかがいました。
小熊さん:
「ただコイモがそこでお昼寝している姿を見るだけで、家族そろって多くの幸せをもらっています。もうそろそろ年齢的にシニアの入り口でもあるので、コイモの健康に気を遣っていつまでも元気にお昼寝を続けてほしいです」
写真提供・取材協力/
@dorodangobontaさん/X(旧Twitter)
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。