1. トップ
  2. 猫が好き
  3. エンタメ
  4. かわいい
  5. 乳飲み子だった保護猫きょうだいをお迎え→2年半後の「可愛さも愛おしさも日々増し増し」な成長姿にほっこり!

猫が好き

UP DATE

乳飲み子だった保護猫きょうだいをお迎え→2年半後の「可愛さも愛おしさも日々増し増し」な成長姿にほっこり!

小さかった保護猫きょうだいの現在とは……。
お迎え6日目のロクくん、たびちゃん
(写真左から)ロクくん、たびちゃん。お迎え6日目の様子。
@nyanpokopen
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@nyanpokopenさんの愛猫・ロクくん(撮影時、生後推定3〜4週齢/本名:ロクヨン/左)、たびちゃん(撮影時、生後推定3〜4週齢/本名:くろたび/右)の成長ビフォーアフター。

こちらの写真は、2匹を家族に迎えて6日目に撮影したものだそう。少し驚いたような表情をしているように見える2匹ですが、実は撮影時にこんな出来事があったそうです。
飼い主さん:
「ミルクと排泄のお世話を済ませて少し遊び、うとうとしてきたふたりをパートナーと見守っていたときに、震度3あるかないかくらいの地震があったんです。

私はふたりを守ろうと咄嗟にふたりの寝床に覆いかぶさりましたが、地震自体はほんの少しの揺れで済んで。むしろ『覆いかぶさったときの衝撃のほうが大きかっただろうな……。絶対に起こしちゃったな……』と恐る恐る体を起こしたらこの表情のふたりがいて、パートナーが写真に残してくれたという状況でした。

ふたりのこの姿を見たときは『起こしてごめんね……』という気持ちと、『こんなに小さくても“にんげん、なにした”のお顔できるんだね』と、あまりの可愛さに驚いたことを覚えています」
このときからおよそ2年半が経過したそうですが、現在の2匹はどのような様子なのでしょうか。

2年半後には

立派に成長したロクくん、たびちゃん
(写真左から)たびちゃん、ロクくん。2才半になった現在の様子。
@nyanpokopen
こちらは、現在2才半(取材時)になったロクくんとたびちゃんです。お迎え当時は乳飲み子で体が小さかった2匹は、体が大きくなってこんなにも立派に成長していました。

2匹のことをそばで見守っている飼い主さんは、投稿で「可愛さも愛おしさも日々増すばかりです」とコメントしています。
見つめるロクくん、たびちゃん
(写真左から)見つめるロクくん、たびちゃん。
@nyanpokopen
そんな2匹は保護猫だったのだそう。ねこのきもちWEB MAGAZINEは、2匹との出会いのエピソードについて、飼い主さんに詳しいお話をうかがうことに。

保護猫だった2匹との出会い

お迎え当時のたびちゃん、ロクくん
(写真左から)お迎え当時のたびちゃん、ロクくん。
@nyanpokopen
ロクくんとたびちゃんとの出会いのきっかけについて、「先代猫のにゃんちゅにあります」と話す飼い主さん。にゃんちゅちゃんは「語弊ではなく、私の命を救ってくれたとっても大切で偉大な猫」だったといいます。
先代猫のにゃんちゅちゃん
先代猫のにゃんちゅちゃん。
@nyanpokopen
そんな大きな存在だったにゃんちゅちゃんが亡くなり、茫然自失の日々を送っていたという飼い主さん。

「にゃんちゅへ返しきれなかった恩をどう返していけばいいのか」とそればかり考えていたときに、「猫ちゃんに受けた恩は猫ちゃんに返せばいいのでは」と思い至ったのだとか。
飼い主さん:
「ミルクの与え方、猫ちゃんが心地いいと感じる触れ方、遊び方、薬の飲ませ方、痴呆症を患った老猫の介護の仕方、お別れの辛さ——にゃんちゅが教えてくれた、猫の命にまつわるあらゆることを繋いでいきたいと思ったんです。それが、にゃんちゅを忘れないということかなと」
お迎え当時のたびちゃん、ロクくん
(写真左から)お迎え当時のたびちゃん、ロクくん。
@nyanpokopen
飼い主さんはそのような思いを抱えて、近所で猫の保護活動をしている人のもとを訪れたそう。

乳飲み子を育てた経験があることや自身の思いを伝えてその日は帰宅したそうですが、翌日に別の方から「子猫を保護して困っている人がいる」という連絡をもらったのだとか。
子猫時代のたびちゃん、ロクくん。
(写真左から)子猫時代のたびちゃん、ロクくん。
@nyanpokopen
保護主さんは先住の高齢猫たちの介護で手一杯で、乳飲み子の世話ができない状況だったといい、飼い主さんは子猫たちを引き取ることを決意。その子猫たちがロクくんとたびちゃんで、お迎えすることになったようです。

ロクくんとたびちゃんってどんなコ?

2才半になったロクくん、たびちゃん
(写真左から)立派に成長したたびちゃん、ロクくん。
@nyanpokopen
こうしてお迎えしたロクくんとたびちゃんは、飼い主さんの家でスクスクと成長していきました。2匹とも甘えん坊とのことですが、少しタイプが違ってそこも魅力的なのだとか。
飼い主さん:
「ロクくんは、優しくて賢くて比較的おっとりした性格ですが、私の後ろをずっとついて回るような甘えん坊さんです。話しかけたりなでたりすると、嬉しいのかしっぽを付け根のあたりから細かく震わせていて。それを見ると『私もだいすき!』という気持ちがどっと湧いてきます。

たびちゃんは、天真爛漫で“天上天下唯我独尊”という感じのコ。甘えん坊だけれどロクくんほどべったりというわけではなく、かまってほしいときは目の前でヘソ天で転がったり、机や棚の上の箱ティッシュを落としたりと、圧が強めなタイプです。とっても可愛いきょとんとした顔でそれをするので、つい笑って甘やかしてしまいますね」
まったりするロクくん、たびちゃん
(写真手前から)まったりするロクくん、たびちゃん。
@nyanpokopen
飼い主さんはロクくんとたびちゃんを通して、今はもういないはずのにゃんちゅちゃんの新たな魅力に気がつくこともあるのだそう。

「ふたりが来てくれなかったら、にゃんちゅがなかなかのクールな性格の猫ちゃんだったなんて、知らないままだったと思います」と話しています。

家族になったロクくんとたびちゃんへ、あらためての思いとは

まったりするロクくん、たびちゃん
(写真手前から)こちらを見つめるロクくん、たびちゃん。
@nyanpokopen
毎日飼い主さんに愛らしい姿を見せている、ロクくんとたびちゃん。そんな2匹へのあらためての思いを聞きました。
飼い主さん:
「ロクくんとたびちゃんという、愛おしくて眩い命のそばにいれることを嬉しく思います。

『病めるときも健やかなるときも』と言いますが、猫ちゃんの命が私たち人の命より、ずっと早くに駆け抜けていってしまうということを、にゃんちゅが教えてくれました。だから何でもなくて、穏やかで、でも尊い一日をできるだけ永く繋いでいきたいです。どんなときだってそばにいることを許してほしいです。

私の人生にふたりがいてくれて、本当に嬉しいです。いつでも安心して眠れるように、居心地がよいと思える暮らしを守りたい。ロクくんとたびちゃんのことをもっとたくさん教えてほしい——そう思っています」
写真提供・取材協力/@nyanpokopenさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
CATEGORY   猫が好き

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫が好き」の新着記事

新着記事をもっと見る