猫が好き
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乳飲み子だった保護猫きょうだいをお迎え→2年半後の「可愛さも愛おしさも日々増し増し」な成長姿にほっこり!

こちらの写真は、2匹を家族に迎えて6日目に撮影したものだそう。少し驚いたような表情をしているように見える2匹ですが、実は撮影時にこんな出来事があったそうです。
「ミルクと排泄のお世話を済ませて少し遊び、うとうとしてきたふたりをパートナーと見守っていたときに、震度3あるかないかくらいの地震があったんです。
私はふたりを守ろうと咄嗟にふたりの寝床に覆いかぶさりましたが、地震自体はほんの少しの揺れで済んで。むしろ『覆いかぶさったときの衝撃のほうが大きかっただろうな……。絶対に起こしちゃったな……』と恐る恐る体を起こしたらこの表情のふたりがいて、パートナーが写真に残してくれたという状況でした。
ふたりのこの姿を見たときは『起こしてごめんね……』という気持ちと、『こんなに小さくても“にんげん、なにした”のお顔できるんだね』と、あまりの可愛さに驚いたことを覚えています」
2年半後には

2匹のことをそばで見守っている飼い主さんは、投稿で「可愛さも愛おしさも日々増すばかりです」とコメントしています。

保護猫だった2匹との出会い


「にゃんちゅへ返しきれなかった恩をどう返していけばいいのか」とそればかり考えていたときに、「猫ちゃんに受けた恩は猫ちゃんに返せばいいのでは」と思い至ったのだとか。
「ミルクの与え方、猫ちゃんが心地いいと感じる触れ方、遊び方、薬の飲ませ方、痴呆症を患った老猫の介護の仕方、お別れの辛さ——にゃんちゅが教えてくれた、猫の命にまつわるあらゆることを繋いでいきたいと思ったんです。それが、にゃんちゅを忘れないということかなと」

乳飲み子を育てた経験があることや自身の思いを伝えてその日は帰宅したそうですが、翌日に別の方から「子猫を保護して困っている人がいる」という連絡をもらったのだとか。

ロクくんとたびちゃんってどんなコ?

「ロクくんは、優しくて賢くて比較的おっとりした性格ですが、私の後ろをずっとついて回るような甘えん坊さんです。話しかけたりなでたりすると、嬉しいのかしっぽを付け根のあたりから細かく震わせていて。それを見ると『私もだいすき!』という気持ちがどっと湧いてきます。
たびちゃんは、天真爛漫で“天上天下唯我独尊”という感じのコ。甘えん坊だけれどロクくんほどべったりというわけではなく、かまってほしいときは目の前でヘソ天で転がったり、机や棚の上の箱ティッシュを落としたりと、圧が強めなタイプです。とっても可愛いきょとんとした顔でそれをするので、つい笑って甘やかしてしまいますね」

「ふたりが来てくれなかったら、にゃんちゅがなかなかのクールな性格の猫ちゃんだったなんて、知らないままだったと思います」と話しています。
家族になったロクくんとたびちゃんへ、あらためての思いとは

「ロクくんとたびちゃんという、愛おしくて眩い命のそばにいれることを嬉しく思います。
『病めるときも健やかなるときも』と言いますが、猫ちゃんの命が私たち人の命より、ずっと早くに駆け抜けていってしまうということを、にゃんちゅが教えてくれました。だから何でもなくて、穏やかで、でも尊い一日をできるだけ永く繋いでいきたいです。どんなときだってそばにいることを許してほしいです。
私の人生にふたりがいてくれて、本当に嬉しいです。いつでも安心して眠れるように、居心地がよいと思える暮らしを守りたい。ロクくんとたびちゃんのことをもっとたくさん教えてほしい——そう思っています」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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