猫が好き
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保護した子猫を見て「将来は“ボス気質”になるだろう」と直感!?→7年後の「予想どおりな成長姿」にほっこり

小さくてまんまるな姿があまりにも可愛く、飼い主さんは「この表情と姿を逃したくない!」と必死に撮影したそう。また、「最高に可愛い」と思うと同時に、「意志がはっきりしたような瞳が偉そうでもあり、将来は“ボス気質”になるだろうと直感した」といいます。
そんな雪丸くんの7年後の姿とは……。
7年後には

飼い主さんの予想どおり、“ボス気質”があったという雪丸くん。「愛くるしい子猫がいつのまにかオッサンボス猫に変わり、あどけなさが消えました」と、飼い主さんは話しています。
「独立心が強く好奇心旺盛ながらも甘ったれで、規則正しく生きる“ボスニャン”の一言に尽きます。『おっぴろげ〜』などの隙のある間抜けな表情やポーズは一切せず、常に『オレが偉い!』という態度で堂々としています」

雪丸くんとの出会い

猫の奥深い魅力にハマっていったものの、「猫をお迎えするのは夢のまた夢と思っていた」と話す飼い主さん。そんなある日、雪丸くんとの出会いがあったといいます。
「両親が老後の楽しみとして、自宅の近くに土地を借りて家庭菜園を始めたんです。菜園を耕しているときに野良猫が生んだ子猫が入れ替わり現れるようになって、両親も猫の可愛さを感じ始めていたようですが、あるとき真っ白な子猫がカラスに襲われてしまった光景を見て、心を痛めたようです。
それからしばらくして、また新たに生まれた子猫が菜園に姿を現すようになって。当時まだ元気だった父が、最初に近づいて来た子猫を『それっ!』と保護して自宅に連れて帰ってきたんです。それが雪丸でした」

雪丸くんは「自分のことを半分“人”だと思っているかもしれない」

雪丸くんは人にうまく合わせて、楽しく生活している様子だといいます。

「人の動きをよく読んで、人のペースに合わせて喜怒哀楽をはっきり示します。自分の名前や『ゴハン』『ちゅ〜る』『お菓子』『オスワリ』『オテ』『まだ』『終わり』などの言葉は完全に理解していますし、『ゴハン』と鳴いて言えます。
人が食後などにリラックスしているときには、よく膝に乗ってきます。膝に乗ったときと風呂上がりには、“おしりポンポン”をしてもらえるということも理解しています。出かけるときと帰宅したときには玄関でゴロンとして、お見送り・帰宅歓迎をしてくれたりも。
そこでこちらも状況に応じて、雪丸がどういう声を出し、どういう行動をするのかを見極めて、何ら差し支えなくコミュニケーションができています。子猫のころから今まで、ずっとそうです」
雪丸くんとの出会いを振り返り、今思うこととは

「自称“猫嫌い”だった母も、雪丸と暮らすなかで『料理や食器洗い・掃除のときなど雪丸はジャマ。座るとすぐに膝に乗ってくるから重い』などとツンデレなことを言いながらも、いつの間にか“雪丸大好き・猫大好き人間”に変わっていました。
そして、近所で新参者の猫を見かければ『こんな可愛いコがいた』などと喜んで語るようになったり、雪丸の世話を軸として、私と母の会話も大いに増えました。
また、重病だった父の介護で家の中が暗かったときも、雪丸がいたことで小さな笑いがあり、どれだけ気分的に救われたかわかりません」

「雪丸には今後も変わらず、健康満点で超元気・健康な居候ボスとして君臨し、私たちに楽しいひとときを与えていただきたいと思いますし、そんな雪丸に引き続き“下僕”として謹んでお仕えしたいと思います (笑)
猫をお迎えしようかどうか迷っている方には、運命の御猫様と出会ったら何はさておきお迎えし、時間を共にする中で幸せになっていくのがよい——とお伝えしたいと思います」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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