猫が好き
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保護した当初は「周囲への警戒が解けていなかった」生後3カ月頃の子猫→約3年後、誕生日にリラックスしておもちゃで遊ぶ姿に心が温まる

飼い主さん:
「保護したときから引いていた風邪が治り、ようやくゲージから出るようになったころで、まだ周囲への警戒が解けず家族からも逃げ回っていた時期です」
この頃から約3年が経ち、かえで丸ちゃんはどのような姿に成長したのでしょうか?
3才の誕生日を迎えたかえで丸ちゃん

飼い主さん:
「大好きな羽根のおもちゃで楽しく遊んでいる様子です。おもちゃに飛びかかる3秒前なので、左足が浮いています。また、おうちが大好きなのでリラックスしています」
飼い主さんに、2枚の写真を見比べて感じたことを伺いました。
飼い主さん:
「小さいころも子猫特有の可愛さがありましたが、大きくなってからは表情が豊かで可愛らしくなったなぁと思います。また、全体的に丸くなり、毛並みもほわほわしてきて、可愛さが毎日アップしています」

飼い主さん:
「遊んでほしいときに家族を噛むので、困っていました。今も隙間には入りますが、体も大きくなったので頻度は減りました」
遊んで欲しいときは、おもちゃ置き場に飼い主さんを誘導したり家族に向かって「遊んでー」と言わんばかりに鳴くというかえで丸ちゃん。そんなかえで丸ちゃんを「とてもわかりやすいです」と飼い主さんはいいます。
飼い主さん:
「簡単な言葉は理解しているようなので、こちらのお願いや呼びかけに応えてくれることも成長したと感じる一面です」
かえで丸ちゃんはどんなコ?

飼い主さん:
「定位置に置いてあげたら食べ出します。朝も、家族が起きるのをベッドの上で静かに待っていて、誰かが起きると『ごはん!』と言わんばかりにようやく鳴き出します。見慣れない物を見たり物音がすると、すぐには確認せず、腰を落としながらそろりそろりと様子をゆっくり伺い、近づきます」
かえで丸ちゃんには甘えん坊で寂しがり屋な一面もあるそうです。飼い主さんの家族が別の部屋に移動すると、かえで丸ちゃんも必ず同じ部屋に移動してくるのだとか。
飼い主さん:
「家族が帰ってきたら、玄関までお迎えにきてくれます。リラックスしているときに家族の膝に乗ってきたり、夜はみんなと一緒のベッドで寝たりします。家族にだけ甘えるのが、とっても可愛いし嬉しいです」

飼い主さん:
「実は、2才半のころに心臓の病気になり、入院していたことがあります。退院して家へ帰ってきてからも、自宅の酸素室で1カ月ほど療養しました。そんな経験があるから、おうちでゆったりとくつろいでいる姿を見るだけで、毎日幸せだと感じます。家族を信頼し、安心してくれているからこそ見せてくれるのんびりした姿に、とても幸せを感じます」
また、飼い主さんは、かえで丸ちゃんが遊んでいるときの「猫らしい身体操作」を見るのが楽しいといいます。
飼い主さん:
「自分の体の何倍も高いところへのジャンプ、キャットタワーを一瞬で駆け登るスピード、階段を降りるときのリズミカルな後ろ姿を見ているときは、本当に楽しい気分になります」
かえで丸ちゃんへの現在の思い

飼い主さん:
「かえでは、こちらが笑顔になる出来事を提供してくれて、家族の絆をより良くしてくれる大切な存在です。これからも、かえでが『幸せだな』と思う穏やかな生活を一緒に送れたら嬉しいです」
写真提供・取材協力/@mofu_kaedemaru/X(旧Twitter)
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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