猫が好き
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畑の小屋で生まれた野良の子猫を保護 「あまりにもちっちゃかった」子猫の4年後の姿に、喜びを実感!
むぎくんは、飼い主さん家族が保護したコでした。こちらの写真は、むぎくんを保護して15日目頃に撮った一枚だそう。飼い主さんの隣にちょこんと座っている様子がなんとも可愛らしいです。
撮影当時はどのような状況だったのか、飼い主さんに話を聞きました。
「我が家は農家を営んでいます。このときは箱詰め作業をしていたのですが、途中で寝転んで休憩していたところ、私の横にむぎさんがひょっこりと現れたんです。
横に積まれている箱2つ分くらいしか身長がなく、『あまりにもちっちゃくて可愛いなぁ』と思って撮った写真です」
4才になったむぎくんがこちら
飼い主さん家族に保護されて、無事に4才の誕生日を迎えることができたむぎくん。飼い主さんは2枚の写真を比較して、どのようなことを思ったのでしょうか。
「子猫時代の写真の頃は、夜も3時間おきにミルクを飲ませたりごはんを食べさせたりして、オシッコも出させて朝の4時30分に畑に行くという、壮絶な生活を送っていました。
おとなになったむぎさんの写真を見ていると、『その頃から比べたら手がかからなくなったなぁ』としみじみ思いました。立派に成長してくれて本当に嬉しいです」
ここからは、むぎくんとの出会いのエピソードを紹介します。
むぎくんとの出会い
残念ながらそのうちの1匹は間もなく亡くなってしまい、もう1匹はカラスに襲われてしまっていたそう。飼い主さん家族は「残りの3匹の子猫は絶対に助けたい」と思い、保護することを決意したそうです。
しかし、最後の1匹の保護が難航。それから2週間かけても子猫を保護することができなかったそうですが、甥っ子と姪っ子が畑に遊びに来たときに、待望の瞬間が訪れたといいます。
「甥っ子と姪っ子に子猫の話はしていたので、冗談半分で『子猫を捕まえてくれる?』と言ったところ、甥っ子が鳴き声のする物陰からあっと言う間に茶トラ猫ちゃんを捕まえてくれたんです。
それが、むぎさんです。これには私も父もビックリしたことを覚えています」
ツンデレなところが愛おしい!
しかし、年々変化が見られているようで、今は「かなりのツンデレさん」とのこと。人に甘えることが少なくなり、「ツン98%、デレ2%」の割合だそうですが、飼い主さんはツンデレなむぎくんが大好きだといいます。
「私がトイレ掃除をしていると、どこからともなくノシノシ歩いて来て、私の2m後ろくらいに座って見ているんです。ほかにも、私がお風呂から出ると脱衣場の外で座って待っていてくれるのですが、私の視線に気づくとすすすーーっとどこかに行ってしまうことも。
私の前にわざわざ来て爪とぎをしたり、私の後ろをついてきて私のアキレス腱に猫パンチしてきたこともありました(笑) これがむぎさんにとっての『ツンデレ』の『デレ』なんだなぁと、勝手に解釈して喜んでいます」
「むぎさんは私のすべて」
「私にとって、むぎさんはすべてです。どこに行っても何をしていても、むぎさんのことが常に頭にあります。むぎさんのいない日常は考えられないほど、むぎさんは私に『喜び、楽しみ、幸せをくれる大切な存在』です。
そんなむぎさんの笑顔と幸せを守るため、これからも全身全霊、身を粉にしてむぎさんの“下僕”として尽くしていきたいと思います」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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